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Document.ZoomBehavior プロパティ (Visio)

Microsoft Visio 図面またはウィンドウのズーム動作を決定します。 値の取得と設定が可能です。

構文

ZoomBehavior

Document オブジェクトを表す変数。

戻り値

VisZoomBehavior

注釈

すべての新規図面およびウィンドウのズーム動作を設定するには、DefaultZoomBehavior プロパティを使用します。

VisZoomBehavior の Visio タイプ ライブラリによって宣言された次の定数は、ZoomBehavior の有効な値です。

定数 説明
visZoomNone 0 ズームの動作が識別できません。図面、またはアプリケーションのズーム動作を使用してください。 これが既定です。
visZoomInPlaceContainer 1 コンテナーがズームを実行します。
visZoomVisio 2 Visio がズームを実行します。
visZoomVisioExact 4 所定の位置で開かれている場合、Visio がズームを行います。Visio はズーム レベルを調整しません。

ZoomBehaviorvisZoomVisio に設定されている場合、Visio は、ページ ルーラーとグリッドの外観やスナップ動作を最適化するために、ズーム レベルを特定の個別の値 (50% や 100% など) に調整します。

ZoomBehaviorvisZoomInPlaceContainer に設定されている場合、Visio はコンテナーの IOleCommandTarget インターフェイスを使用してズームを実行し、インプレース ウィンドウ内でウィンドウに合わせてズームを強制します。 コンテナーで IOleCommandTarget がサポートされていない場合、ズームは行われません。

ZoomBehaviorvisZoomVisioExact に設定されている場合は、Window.Zoom プロパティを使用するか、Visio ユーザー インターフェイスの [ズーム] スライダーを使用して、任意の値にズームを設定できます。

注:

既定の動作 (visZoomNone) は、Visio 2002 より前のバージョンの動作と異なります。 (Visio 2002 では、既定値は visZoomVisio でした)。以前のバージョンで見られる動作をレプリケートするには、この値を visZoomInPlaceContainer に設定します。

次のプロシージャでは、Visio 2000 の動作を再現するように Document.ZoomBehavior プロパティの値を設定しています。

Sub ZoomBehavior_Example() 
 
 ActiveDocument.ZoomBehavior = visZoomInPlaceContainer 
 
End Sub

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