Characters.Begin プロパティ (Visio)
図形内にあるテキストの範囲を表す Characters オブジェクトの開始インデックスを取得または設定します。 値の取得と設定が可能です。
構文
式。開始
式Characters オブジェクトを表す変数。
戻り値
Long
注釈
Begin プロパティによって、Characters オブジェクトが表すテキスト範囲の開始位置を判別できます。 Begin プロパティの値は、テキストの挿入点のように、2 つの文字間の境界を表すインデックスになります。 図面ウィンドウで選択したテキストと同様に、Characters オブジェクトは、Cut または Copy メソッドなどの後続のアクションの影響を受ける一連の文字を表します。 Characters オブジェクトを取得すると、このオブジェクトが示す現在のテキスト範囲には、図形のすべてのテキストが含まれます。 Characters オブジェクトの Begin プロパティおよび End プロパティを設定することにより、テキストの範囲を変更できます。 Characters オブジェクトが表すテキストの範囲を変更しても、対応する図形のテキストには影響はありません。
Begin プロパティの値には、ゼロ (0) から、対応する図形の CharCount プロパティの値までを設定できます。 インデックス 0 は、図形のテキスト内にある最初の文字の前の位置を表します。 CharCount プロパティの値と同じインデックスは、図形のテキスト内にある最後の文字の後の位置を表します。 0 未満の値を指定すると、0 が使用されます。 フィールドにある拡張文字の内側の値を指定すると、Begin プロパティの値はフィールドの先頭に設定されます。
Begin プロパティの値は、常に End プロパティの値以下にする必要があります。 Begin プロパティを End プロパティよりも大きい値に設定すると、Begin プロパティと End プロパティの両方が、Begin プロパティに指定した値に設定されます。
Visual Studio ソリューションに Microsoft.Office.Interop.Visio リファレンスが含まれている場合、このプロパティは次の種類にマップされます。
- Microsoft.Office.Interop.Visio.IVCharacters.Begin
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