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WrapFormat.DistanceAuto プロパティ (Publisher)

インライン図形と周囲のテキストとの間の適切な距離が自動的に計算されるかどうかを示す MsoTriState 定数を設定または返します。 値の取得と設定が可能です。

構文

DistanceAuto

WrapFormat オブジェクトを表す変数。

戻り値

MsoTriState

注釈

DistanceAuto プロパティの値には、Microsoft Office のタイプ ライブラリで宣言されているし、次の表に示す msotristate クラス の定数のいずれかを指定できます。

定数 説明
msoFalse テキスト ボックスの余白に図形が重なっていても、その余白に応じて図形の端を自動的に調整しません。
msoTriStateMixed 指定した図形範囲の msoTruemsoFalse の組み合わせを示す戻り値。
msoTriStateToggle MsoTruemsofalse を設定する プロパティの値を切り替える値を設定します。
msoTrue 既定値です。 テキスト ボックスの余白に図形が重なる場合、その余白に応じて図形の端を自動的に調整します。

次の使用例は、作業中の文書の 1 ページ目にある最初の図形の端を、周囲のテキストとの間隔に基づいて自動的に調整しないように設定します。

Sub SetDistanceAutoProperty() 
 With ActiveDocument.Pages(1).Shapes(1).TextWrap 
 .Type = pbWrapTypeSquare 
 .DistanceAuto = msoFalse 
 End With 
End Sub

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