ShapeRange.Vertices プロパティ (Publisher)
指定したフリーフォームの頂点 (およびベジェ曲線のコントロール ポイント) の座標を、一連の 2 次元の座標として取得します。 読み取り専用のバリアント型 (Variant) の値。
構文
式。頂点
式ShapeRange オブジェクトを表す変数。
注釈
Shapes オブジェクトのAddCurve メソッドまたは AddPolyline メソッドの引数として、このプロパティによって返される配列を使用します。
次の表は Vertices プロパティと、三角形の頂点の座標を含む配列 vertArray()
との関係を示しています。
vertArray の要素 | Contains |
---|---|
vertArray(1, 1) |
最初の頂点からページの左端までの水平方向の距離 |
vertArray(1, 2) |
最初の頂点からページの上端までの垂直方向の距離 |
vertArray(2, 1) |
2 番目の頂点からページの左端までの水平方向の距離 |
vertArray(2, 2) |
2 番目の頂点からページの上端までの垂直方向の距離 |
vertArray(3, 1) |
3 番目の頂点からページの左端までの水平方向の距離 |
vertArray(3, 2) |
3 番目の頂点からページの上端までの垂直方向の距離 |
例
次の使用例は、作業中の文書の図形 1 の頂点座標を配列変数 vertArray()
に割り当て、最初の頂点の座標を表示します。
Dim vertArray As Variant
Dim sngX1 As Single
Dim sngY1 As Single
With ActiveDocument.Pages(1).Shapes(1)
vertArray = .Vertices
sngX1 = vertArray(1, 1)
sngY1 = vertArray(1, 2)
MsgBox "First vertex coordinates: " & sngX1 & ", " & sngY1
End With
次の使用例は、作業中の文書の図形 1 と同じ幾何学的な説明を持つ曲線を作成します。 この例を機能させるには、図形 1 に 3n + 1 個の頂点が含まれている必要があります。ここで、n は 1 以上の整数です。
With ActiveDocument.Pages(1).Shapes
.AddCurve SafeArrayOfPoints:=.Item(1).Vertices
End With
サポートとフィードバック
Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。