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ShapeRange.SetShapesDefaultProperties メソッド (Publisher)

指定された図形または図形範囲の書式設定をオートシェイプの既定の図形に適用します。 このメソッドが使用された後に作成された図形には、既定でこの書式設定が適用されます。

構文

SetShapesDefaultProperties

ShapeRange オブジェクトを表す変数。

戻り値

なし

解説

SetShapesDefaultProperties メソッドには、2 つの異なる既定のプロパティセットが格納されます。1 つは Shape オブジェクトの AutoShapeType プロパティ用、もう 1 つは TextFrame オブジェクト用です。

つまり、オートシェイプでこのメソッドを呼び出したそのオブジェクトの既定の書式が新しいオートシェイプに対してのみ適用され、新しいテキスト ボックスには適用されません。 一方、このメソッドがテキスト ボックスに対して呼び出されると、そのオブジェクトの既定の書式設定が新しいテキスト ボックスにのみ適用され、新しいオートシェイプには適用されません。

次の使用例は、作業中の文書に四角形を追加し、四角形の塗りつぶしの書式を設定し、四角形の書式設定を既定の図形に適用してから、ドキュメントにもう 1 つの小さな四角形を追加します。 2 番目に作成した四角形の塗りつぶしは最初の四角形と同じです。

With ActiveDocument.Pages(1).Shapes 
 
 With .AddShape(Type:=msoShapeRectangle, _ 
 Left:=5, Top:=5, Width:=80, Height:=60) 
 With .Fill 
 .ForeColor.RGB = RGB(0, 0, 255) 
 .BackColor.RGB = RGB(0, 204, 255) 
 .Patterned Pattern:=msoPatternHorizontalBrick 
 End With 
 .SetShapesDefaultProperties 
 End With 
 
 .AddShape Type:=msoShapeRectangle, _ 
 Left:=90, Top:=90, Width:=40, Height:=30 
 
End With 

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