次の方法で共有


ShadowFormat.Obscured プロパティ (Publisher)

指定した図形の影が塗りつぶされ、図形によって隠されているかどうかを示す MsoTriState 値を設定または返します。 値の取得と設定が可能です。

構文

隠 さ

ShadowFormat オブジェクトを表す変数。

戻り値

MsoTriState

注釈

Obscured プロパティの値には、Microsoft Office のタイプ ライブラリで宣言されているし、次の表に示す msotristate クラス の定数のいずれかを指定できます。

定数 説明
msoFalse 影は塗りつぶされず、図形に塗りつぶしが適用されていない場合は図形が透明になり、影の輪郭が見えます。
msoTriStateMixed 指定した図形範囲の msoTruemsoFalse の組み合わせを示す戻り値。
msoTriStateToggle msoTrue と msoFalse を切り替える設定値。
msoTrue 指定した図形の影が塗りつぶされて表示され、図形に塗りつぶしがない場合でも、図形によって隠されます。

次の使用例は、作業中の文書の 1 番目のページの 3 番目の図形の影に対して、水平および垂直方向の相対位置を設定します。 影の相対位置は図形の右方向に 5 ポイント、上方向に 3 ポイントの位置になります。 図形に影がない場合は、影を追加します。 半透明、または塗りつぶしなしのオブジェクトの影を通過して表示しません。

With ActiveDocument.Pages(1).Shapes(3).Shadow 
 .Visible = True 
 .OffsetX = 5 
 .OffsetY = -3 
 .Obscured = msoTrue 
End With

サポートとフィードバック

Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。