Row オブジェクト (Publisher)
テーブル内の行を表します。 Row オブジェクトは Rows コレクションのメンバーです。 Rows コレクションには、指定した表のすべての行が含まれます。
注釈
1 つの Row オブジェクトを返すには、行 (index) を使用します。index は行番号です。 インデックス番号は、 Rows コレクションで左から右に数えた行の位置を表します。
Rows コレクションの Item メソッドを使用して、 Row オブジェクトを取得します。
Add メソッドを使用して、表に行を追加します。
Delete メソッドを使用して、表から行を削除します。
例
次の使用例は、作業中の文書の 2 番目のページの最初の図形の最初の行を選択します。 次の使用例は、指定した図形がテーブルであり、別の種類の図形ではないことを前提としています。
Sub SelectRow()
ActiveDocument.Pages(2).Shapes(1).Table.Rows(1).Cells.Select
End Sub
次の使用例は、偶数行すべてに塗りつぶしを設定し、指定したテーブル内のすべての奇数行の塗りつぶしをクリアします。 次の使用例は、指定した図形がテーブルであり、別の種類の図形ではないことを前提としています。
Sub FillCellsByRow()
Dim shpTable As Shape
Dim rowTable As Row
Dim celTable As Cell
Set shpTable = ActiveDocument.Pages(2).Shapes(1)
For Each rowTable In shpTable.Table.Rows
For Each celTable In rowTable.Cells
If celTable.Row Mod 2 = 0 Then
celTable.Fill.ForeColor.RGB = RGB _
(Red:=180, Green:=180, Blue:=180)
Else
celTable.Fill.ForeColor.RGB = RGB _
(Red:=255, Green:=255, Blue:=255)
End If
Next celTable
Next rowTable
End Sub
この使用例は、作業中の文書で、2 番目のページの指定した表に行を追加し、幅を調整して、セルを結合し、塗りつぶしの色を設定します。 この例では、最初の図形がテーブルであり、別の種類の図形ではないことを前提としています。
Sub NewRow()
Dim rowNew As Row
Set rowNew = ActiveDocument.Pages(2).Shapes(1).Table.Rows _
.Add(BeforeRow:=3)
With rowNew
.Height = 2
.Cells.Merge
.Cells(1).Fill.ForeColor.RGB = RGB(Red:=0, Green:=0, Blue:=0)
End With
End Sub
次の使用例は、前の例で追加した行を削除します。
Sub DeleteRow()
ActiveDocument.Pages(2).Shapes(1).Table.Rows(3).Delete
End Sub
メソッド
プロパティ
関連項目
サポートとフィードバック
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