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ConnectorFormat オブジェクト (Publisher)

コネクタに設定されるプロパティとメソッドが含まれます。 コネクタは、結合点と呼ばれる点で 2 つの図形を接続する線です。 接続された図形を再配置すると、コネクタの形は、図形が接続状態を維持するように自動的に調整されます。

注釈

ConnectorFormat オブジェクトを取得するには、Shape オブジェクトまたは ShapeRange コレクションの ConnectorFormat プロパティを使用します。

コネクタの末尾を文書内の他の図形にアタッチするには、ConnectorFormat オブジェクトの BeginConnect メソッドと EndConnect メソッドを使用します。

Shape オブジェクトと ShapeRange コレクションの RerouteConnections メソッドを使用して、コネクタによって接続された 2 つの図形間の最短パスを自動的に検索します。

図形が コネクタ であるかどうかを判断するには、Connector プロパティを使用します。

注:

コネクタを Shapes コレクションに追加する場合は、大きさと位置を指定しますが、コネクタの始点と終点をコレクションの他の図形に接続するときに自動的にその大きさと位置が調整されます。 そのため、コネクタを他の図形にアタッチする場合、指定した初期サイズと位置は関係ありません。 同様に、コネクタを接続するとき、コネクタを接続する図形の結合点を指定しますが、コネクタを接続した後に RerouteConnections メソッドを使用すると、コネクタを接続する結合点が変更され、元の結合点の選択は無効となります。

次の例では、作業中の文書に 2 つの四角形を追加し、曲線コネクタで接続します。

Dim shpAll As Shapes 
Dim firstRect As Shape 
Dim secondRect As Shape 
 
Set shpAll = ActiveDocument.Pages(1).Shapes 
Set firstRect = shpAll.AddShape(Type:=msoShapeRectangle, _ 
 Left:=100, Top:=50, Width:=200, Height:=100) 
Set secondRect = shpAll.AddShape(Type:=msoShapeRectangle, _ 
 Left:=300, Top:=300, Width:=200, Height:=100) 

With shpAll.AddConnector(Type:=msoConnectorCurve, BeginX:=0, _ 
 BeginY:=0, EndX:=0, EndY:=0).ConnectorFormat 
 .BeginConnect ConnectedShape:=firstRect, ConnectionSite:=1 
 .EndConnect ConnectedShape:=secondRect, ConnectionSite:=1 
 .Parent.RerouteConnections 
End With

メソッド

プロパティ

関連項目

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