Application.MailMergeDataSourceValidate イベント (Publisher)
[差し込み印刷の受信者] ダイアログ ボックスで [検証] を選択して、ユーザーがアドレス検証を実行したときに発生します。
構文
式。MailMergeDataSourceValidate (Doc、 Handled)
expressionApplication オブジェクトを 表す変数。
パラメーター
| 名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
|---|---|---|---|
| Doc | 必須 | Document | 差し込み印刷のメイン文書を指定します。 |
| Handled | 必須 | ブール型 (Boolean) | True 差し込み印刷データ ソースに対して、付属の確認コードを実行します。 False は、データ ソースの確認をキャンセルします。 |
注釈
コンピューターにアドレス確認ソフトウェアがインストールされていない場合は、 MailMergeDataSourceValidate イベントを使用して、レコードをループして郵便番号を確認したり、米国以外のものを削除したりなどの単純なフィルター処理ルーチンを作成します。米国以外のユーザーは、次のコード サンプルを変更し、Microsoft Visual Basic コマンドを使用してテキストまたは特殊文字を検索することで、すべての米国の郵便番号を除外できます。
Application オブジェクト イベントにアクセスするには、コード モジュールの [全般宣言] セクションで Application オブジェクト変数を宣言し、その変数をイベントにアクセスする Application オブジェクトと等しく設定します。
Microsoft Publisher Application オブジェクトでイベントを使用する方法については、「 Application オブジェクト でのイベントの使用」を参照してください。
例
次の使用例は、添付したデータ ソースの郵便番号が 5 桁かどうかを確認します。 郵便番号が 5 桁未満の場合、そのレコードは差し込み印刷処理から除外されます。 この例では、郵便番号が米国の郵便番号であることを前提としています。 この例を変更して、郵便番号に 4 桁のロケーター コードが付加されている郵便番号を検索し、ロケーター コードを含まないすべてのレコードを除外できます。
Private Sub MailMergeApp_MailMergeDataSourceValidate( _
ByVal Doc As Document, _
Handled As Boolean)
Dim intCount As Integer
Handled = True
On Error Resume Next
With ActiveDocument.MailMerge.DataSource
'Set the active record equal to the first included record in the
'data source
.ActiveRecord = 1
Do
intCount = intCount + 1
'Set the condition that field six must be greater than or
'equal to five
If Len(.DataFields.Item(6).Value) < 5 Then
'Exclude the record if field six is shorter than five digits
.Included = False
'Mark the record as containing an invalid address field
.InvalidAddress = True
'Specify the comment attached to the record explaining
'why the record was excluded from the mail merge
.InvalidComments = "The ZIP Code for this record has " _
& "fewer than five digits. It will be removed " _
& "from the mail merge process."
End If
'Move the record to the next record in the data source
.ActiveRecord = .ActiveRecord + 1
'End the loop when the counter variable
'equals the number of records in the data source
Loop Until intCount = .RecordCount
End With
End Sub
このイベントを発生させるには、モジュールの General Declarations セクションに次のコードを配置し、次の初期化ルーチンを実行します。
Private WithEvents MailMergeApp As Application
Sub InitializeMailMergeApp()
Set MailMergeApp = Publisher.Application
End Sub
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