TextRange.Characters メソッド (PowerPoint)
指定されたテキストの文字のサブセットを表す TextRange オブジェクトを返します。 指定した範囲のテキストの文字数カウントおよびループについては、 TextRange オブジェクトを参照してください。
構文
式。 Characters
( _Start_
, _Length_
)
式TextRange オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
Start | 省略可能 | 長整数型 (Long) | 返される範囲の先頭の文字を指定します。 |
Length | 省略可能 | 長整数型 (Long) | 返される文字数を指定します。 |
戻り値
TextRange
注釈
引数 Start と引数 Length の両方を省略する場合、返される文字列は指定した範囲のテキストの先頭の文字から最後の段落の終わりまでになります。
引数 Start を指定し、引数 Length を指定しない場合、返される文字列は 1 文字です。
引数 Length を指定し、引数 Start を指定しない場合、返される文字列は指定した範囲の先頭の文字から始まります。
引数 Start が指定したテキストの文字数より大きい場合、返される文字列は指定した範囲のテキストの最後の文字から始まります。
引数 Length が指定した範囲のテキストの先頭の文字から最後の文字までの文字数より大きい場合、返される文字列には指定した範囲の文字がすべて含まれます。
例
次の使用例は、作業中のプレゼンテーションのスライド 1 の図形 2 にテキストを配置し、2 番目の文字を 20% の相対位置に配置する下付き文字とします。
Dim charRange As TextRange
With Application.ActivePresentation.Slides(1).Shapes(2)
Set charRange = .TextFrame.TextRange.InsertBefore("H2O")
charRange.Characters(2).Font.BaselineOffset = -0.2
End With
次の使用例は、スライド 1 の図形 2 のすべての下付き文字を太字として書式設定します。
With Application.ActivePresentation.Slides(1).Shapes(2) _
.TextFrame.TextRange
For i = 1 To .Characters.Count
With .Characters(i).Font
If .Subscript Then .Bold = True
End With
Next
End With
関連項目
サポートとフィードバック
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