OLEFormat.Object プロパティ (PowerPoint)
指定した OLE オブジェクトの最上位レベルのインターフェイスを表すオブジェクトを取得します。 値の取得のみ可能です。
構文
式。オブジェクト
expression は OLEFormat オブジェクトを表す変数です。
戻り値
Object
注釈
このプロパティを使用して、OLE オブジェクトが作成されたアプリケーションのプロパティやメソッドにアクセスできます。
TypeName 関数を使用すると、このプロパティは、特定の OLE オブジェクトを返すオブジェクトの型を決定します。
例
次の使用例は、作業中のプレゼンテーションのスライド 1 の図形 1 に含まれるオブジェクトの種類を表示します。 図形 1 は OLE オブジェクトである必要があります。
MsgBox TypeName(ActivePresentation.Slides(1) _
.Shapes(1).OLEFormat.Object)
次の使用例は、作業中のプレゼンテーションのスライド 1 のそれぞれの埋め込みオブジェクトの作成元アプリケーション名を表示します。
For Each s In ActivePresentation.Slides(1).Shapes
If s.Type = msoEmbeddedOLEObject Then
MsgBox s.OLEFormat.Object.Application.Name
End If
Next
次の使用例は、作業中のプレゼンテーションのスライド 1 の図形 3 に含まれる Excel ブックのワークシート 1 のセル A1 にテキストを追加します。
With ActivePresentation.Slides(1).Shapes(3)
.OLEFormat.Object.Worksheets(1).Range("A1").Value = "New text"
End With
関連項目
サポートとフィードバック
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