Application.WindowBeforeDoubleClick イベント (PowerPoint)

ある表示モードで特定の項目をダブルクリックすると発生します (該当する表示モードと項目を次に示します)。

構文

式。 WindowBeforeDoubleClick( _Sel_, _Cancel_ )

expressionApplication オブジェクトを 表す変数。

パラメーター

名前	必須 / オプション	データ型	説明
Sel	必須	Selection	ダブルクリックの発生時にマウス ポインターが置かれている選択項目です。
Cancel	必須	Boolean	イベントが発生すると、 False が渡されます。 イベント プロシージャでこの引数を True に設定すると、プロシージャが終了しても既定のダブルクリックの操作は実行されません。

注釈

Application オブジェクトでイベントを使用する方法については、「使い方: Application オブジェクトでイベントを使用する」を参照してください。

表示	項目
標準表示またはスライド表示	図形
スライド一覧表示	スライド
ノート表示	スライド イメージ

既定のダブルクリック操作が、引数 Cancel を True に設定しない限り、このイベントの後に発生します。

例

スライド一覧表示モードでは、既定値は、任意のスライドがスライド表示モードに変更するのにはイベントをダブルクリックします。 この例では、作業中のプレゼンテーションがスライド一覧表示モードで表示されている場合、 WindowBeforeDoubleClick イベントにより既定の動作が優先されます。 イベント プロシージャは表示モードを標準表示モードに変更し、引数 Cancel を True に設定して、スライド表示に変更をキャンセルし、します。

Private Sub App_WindowBeforeDoubleClick (ByVal Sel As Selection, Cancel As Boolean)

    With Application.ActiveWindow

        If .ViewType = ppViewSlideSorter Then

           .ViewType = ppViewNormal

            Cancel = True

        End If

    End With

End Sub

関連項目

Application オブジェクト

サポートとフィードバック

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