Recipient.FreeBusy メソッド (Outlook)
受信者の空き時間情報を返します。
構文
expression. FreeBusy
( _Start_
, _MinPerChar_
, _CompleteFormat_
)
式Recipient オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
Start | 必須 | 日付型 (Date) | 空き時間情報の取得期間の開始日を指定します。 |
MinPerChar | 必須 | 長整数型 (Long) | 取得する空き時間文字列の 1 文字で表す時間を分数で指定します。 |
CompleteFormat | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | True の 場合、返される文字列が含まれている必要がありますだけでなく空き時間情報についても、 空き時間情報 の定数によっては、各文字の値です。 |
戻り値
Stringの値で、空き時間情報を表します。
注釈
既定では、Microsoft Schedule+ Automation 形式と互換性のある 1 か月の空き時間情報を表す文字列を返します。その文字列には、MinPerChar で指定した分ごとに 1 文字が含まれ、Start で指定した日付から最大 1 か月の情報が含まれます。
引数 CompleteFormat を省略するか、False に設定すると、"空き時間" は文字 0 で示されます。また、他のすべての状態は文字 1 で示されます。
CompleteFormat を True に設定すると、上記の定義と同じ長さの文字列が返されます。ただし、文字は OlBusyStatus 定数に対応します。
例
この Visual Basic for Applications (VBA) の例では、 空き時間情報 のメソッドを使用して、日付ごとに 1 文字の空き時間情報の文字列を返します。 この受信者の空き時間情報がアクセス可能な場合は、次の使用例になります。 この例を実行するには、"Nate Sun"を有効な受信者の名前に置き換える必要があります。
Public Sub GetFreeBusyInfo()
Dim myNameSpace As Outlook.NameSpace
Dim myRecipient As Outlook.Recipient
Dim myFBInfo As String
Set myNameSpace = Application.GetNamespace("MAPI")
Set myRecipient = myNameSpace.CreateRecipient("Nate Sun")
On Error GoTo ErrorHandler
myFBInfo = myRecipient.FreeBusy(#11/11/2003#, 60 * 24)
MsgBox myFBInfo
Exit Sub
ErrorHandler:
MsgBox "Cannot access the information. "
End Sub
次の VBA の例は、1 時間あたり 1 文字の空き時間情報文字列を取得します。
Set myRecipient = myNameSpace.CreateRecipient("Nate Sun")
myFBInfo = myRecipient.FreeBusy(#8/1/03#, 60, True)
関連項目
サポートとフィードバック
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