NameSpace.CreateContactCard メソッド (Outlook)
AddressEntry パラメーターで指定された連絡先の ContactCard オブジェクトのインスタンスを作成します。
構文
式。 CreateContactCard
( _Address_
)
式 'NameSpace' オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
AddressEntry | 必須 | AddressEntry | 連絡先カードを作成するユーザーを表す AddressEntry オブジェクトを指定します。 |
戻り値
指定したユーザー用に作成される Office.ContactCard オブジェクト。
注釈
ContactCard オブジェクトは、Microsoft Office のタイプ ライブラリであります。 Microsoft Outlookでアドレス帳カードを作成する CreateContactCard を呼び出す前に Outlook が Outlook のセッションにログオンしなければなりません。
AddressEntry パラメーターは、OlAddressEntryUserType 列挙体に定義された次の AddressEntry 型のいずれかを表す AddressEntry オブジェクトです。
olExchangeDistributionListAddressEntry
olExchangeRemoteUserAddressEntry
olExchangeUserAddressEntry
olOutlookContactAddressEntry
olSmtpAddressEntry
OlAddressEntryUserType 値は次のいずれか、引数として CreateContactCard メソッドに渡すときに、outlook から E_INVALIDARG エラーが発生します。
olExchangeAgentAddressEntry
olExchangeOrganizationAddressEntry
olExchangePublicFolderAddressEntry
olLdapAddressEntry
olOtherAddressEntry
olOutlookDistributionListAddressEntry
例
Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) の次のコード例は、 NameSpace オブジェクトの CurrentUser プロパティに定義された現在のユーザーの連絡先カードを表示します。
VBA ウィンドウからこのコードを直接実行することはできません。 コードを実行するには、[ 開発 ] タブをクリックし、[ マクロ ] メニューをクリックし、[ Project1.DisplayContactCardForCurrentUser] を選択します。 [ 開発者 ] タブの詳細については、「 Outlook で開発者モードで実行する」を参照してください。
Sub DisplayContactCardForCurrentUser()
Dim oCC As Office.ContactCard
Dim oAddrEntry As Outlook.AddressEntry
Set oAddrEntry = Application.session.CurrentUser.AddressEntry
Set oCC = Application.session.CreateContactCard(oAddrEntry)
oCC.Show msoContactCardFull, 100, 100, 100, 100, 100, True
End Sub
関連項目
サポートとフィードバック
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