次の方法で共有


ListBox.Column プロパティ (Outlook フォーム スクリプト)

リスト ボックス ( ListBox ) コントロールに読み込む、1 つの値、値の列、または 2 次元配列を表すバリアント型 ( Variant) の値を設定します。 値の取得と設定が可能です。

構文

Column(pvargColumn, pvargIndex)

: ListBox オブジェクトを表す変数です。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
pvargColumn 省略可能 バリアント型 指定できる範囲は、0 以上で列数の合計から 1 を引いた数以下までの整数値です。
pvargIndex オプション バリアント型 指定できる範囲は、0 以上で行数の合計から 1 を引いた数以下までの整数値です。

注釈

Column プロパティで列と行の両方を指定すると、特定の項目を設定したり、特定の項目の値を取得できます。

Column プロパティで列だけを指定すると、現在選択されている行で指定した列の項目を設定するか、またはその項目の値を取得できます。 たとえば、 MyListBox.Column (3) とすると、オブジェクト MyListBox の 3 列目を設定するか、または値を取得できます。

Column プロパティは、カーソルからバリアント型 ( Variant) の値を返します。 組み込みカーソルがバリアント型 ( Variant) の値を供給する場合 ( AddItem メソッドを使用している場合など)、この値は String になります。 外部カーソルがバリアント型 ( Variant) の値を供給する場合、データと関連付けられているデータ形式は、バリアント型 ( Variant) に含まれません。

[列] を使用して、コンボ ボックスまたはリスト ボックスの内容をテキスト ボックスなどの別のコントロールに割り当てます。

コンボ ボックス (ComboBox) コントロールまたはリスト ボックス (ListBox) コントロールの列を参照したときに、どの項目も選択されていないと、 Column プロパティには Null 値が設定されます。 この状態は、 IsNull 関数を使用して調べることができます。

また、 Column プロパティを使用すると、2 次元配列による値の集合全体をコントロールにコピーすることもできます。 AddItem メソッドを使用してリストの要素を個別に読み込む代わりに、この構文を使用してリストの内容全体を一度に読み込むことができます。

2 次元配列からデータをコピーした場合、 Column により ListBox1.Column(X, Y) の内容が MyArray(Y, X) と同様の形式になるよう、コントロールの配列の内容が変換されます。 このような変換が行われないようにして配列をコピーするには、 List プロパティを使用します。

サポートとフィードバック

Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。