Category オブジェクト (Outlook)
Outlook アイテムのグループ化に使用できるユーザー定義の分類項目を表します。
注釈
Microsoft Outlookは、分類システムを Outlook アイテムに簡単に識別してユーザー定義のカテゴリにグループ化を提供します。 Category オブジェクトは、ユーザー定義のカテゴリを表します。
カテゴリ のプロパティの 名前空間 オブジェクトの Add メソッドを使用すると、その名前空間のマスター カテゴリ リストにカテゴリを追加する、新しい Category オブジェクトを作成できます。
Name プロパティを使用すると、分類項目の名前を指定でき、 Color プロパティを使用すると、その分類項目の表示色を指定でき、 ShortcutKey プロパティを使用すると、その分類項目を Outlook のユーザー インターフェイスで Outlook アイテムに割り当てるために使用するショートカット キーを指定できます。 また CategoryID プロパティを使用すると、分類項目を表す一意の識別子を取得できます。
分類項目をアイテムに割り当てる
Outlook アイテムに分類項目を割り当てるには、次のオブジェクトの Categories プロパティに、該当する Category オブジェクトの名前を、コンマ区切り形式の文字列で指定します。
例
次の Visual Basic for Applications (VBA) の例では、名前および既定の 名前空間 オブジェクトに関連付けられている カテゴリ のコレクションに含まれる各 Category オブジェクトの識別子を含むダイアログ ボックスが表示されます。
Private Sub ListCategoryIDs()
Dim objNameSpace As NameSpace
Dim objCategory As Category
Dim strOutput As String
' Obtain a NameSpace object reference.
Set objNameSpace = Application.GetNamespace("MAPI")
' Check if the Categories collection for the Namespace
' contains one or more Category objects.
If objNameSpace.Categories.Count > 0 Then
' Enumerate the Categories collection.
For Each objCategory In objNameSpace.Categories
' Add the name and ID of the Category object to
' the output string.
strOutput = strOutput & objCategory.Name & _
": " & objCategory.CategoryID & vbCrLf
Next
End If
' Display the output string.
MsgBox strOutput
' Clean up.
Set objCategory = Nothing
Set objNameSpace = Nothing
End Sub
プロパティ
名前 |
---|
Application |
CategoryBorderColor |
CategoryGradientBottomColor |
CategoryGradientTopColor |
CategoryID |
クラス |
色 |
名前 |
Parent |
Session |
ShortcutKey |
関連項目
サポートとフィードバック
Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。