次の方法で共有


Application.CreateObject メソッド (Outlook)

指定したクラスのオートメーション オブジェクトを作成します。

構文

CreateObject( _ObjectName_ )

Application オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
ObjectName 必須 文字列型 (String) 作成するオブジェクトのクラス名を指定します。 有効なクラス名の詳細については、ここをクリックしてください。

戻り値

新しいオートメーション オブジェクトのインスタンスを表すオブジェクト型 (Object) の値。 既にアプリケーションが実行されている場合、CreateObject メソッドは新しいインスタンスを作成します。

注釈

このメソッドは、 CreateObject メソッドが含まれていない Microsoft Visual Basic Scripting Edition (VBScript) 1.0 から他のアプリケーションを自動化できるように提供されます。 VBScript 2.0 以降には CreateObject メソッドが含まれています。 このメソッドは、VBScript から Microsoft Outlook を自動化する目的では使用しないでください。

注:

このヘルプ ファイル内のサンプル コードで一般的に使用される CreateObject メソッド ([例] をクリックすると使用可能) は、Microsoft Visual Basic または Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) によって使用できます。 これらの例では、Outlook のオブジェクト モデルの一部として実装されているのと同じ CreateObject メソッドは使用されません。

この VBScript の例では、アイテムの Open イベントを使用して Windows Internet Explorer にアクセスし、Web ページを表示します。

Sub Item_Open() 
 
 Set Web = CreateObject("InternetExplorer.Application") 
 
 Web.Visible = True 
 
 Web.Navigate "www.microsoft.com" 
 
End Sub

次の VBScript の例は、アイテムの CommandButton コントロールの Click イベントを使用して Microsoft Word を起動し、ルート ディレクトリにある "Resume.doc" という文書を開きます。

Sub CommandButton1_Click() 
 
 Set Word = Application.CreateObject("Word.Application") 
 
 Word.Visible = True 
 
 Word.Documents.Open("C:\Resume.doc") 
 
End Sub

関連項目

Application オブジェクト

サポートとフィードバック

Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。