CommandBarButton.Click イベント (Office)

ユーザーが CommandBarButton オブジェクトをクリックしたときに発生します。

注:

[!メモ] 一部の Microsoft Office アプリケーションにおける CommandBars の使用方法が、Microsoft Office Fluent ユーザー インターフェイスの新しいリボン コンポーネントによって置き換えられました。 詳細については、「Office Fluent リボンの概要」を参照してください。

構文

式。Click(Ctrl, CancelDefault)

式CommandBarButton オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前	必須 / オプション	データ型	説明
Ctrl	必須	CommandBarButton	CommandBar ボタンを表します。
CancelDefault	必須	ブール型 (Boolean)	別のプロセスまたはアドインによって取り消されない限り、CommandBarButton コントロールに関連付けられている既定の動作が発生した場合は False です。

注釈

Click イベントは、 CommandBarButton オブジェクトによって認識されます。 特定の CommandBarButtonコントロールの Click イベントを返すには、 WithEvents キーワードを使用して変数を宣言してコントロールに変数を設定します。

例

次の使用例は、ブックを CSV (コンマ区切り) ファイルとして保存できるコマンド バー ボタンを、ホスト アプリケーションの [ ファイル] メニュー上に作成します。 このコードはすべてのアプリケーションで動作しますが、CSV 形式で保存できるのは、Microsoft Excel で使用した場合のみです。

Private HostApp As Object 
 
Sub createAndSynch() 
    Dim iIndex As Integer 
    Dim iCount As Integer 
    Dim fBtnExists As Boolean 
     
    Dim obCmdBtn As Object 
    Dim btnSaveAsCSVHandler as new Class1 
          
    Set HostApp = Application 
     
    Dim barHelp As Office.CommandBar 
    Set barHelp = Application.CommandBars("File") 
    fBtnExists = False  
    iCount = barHelp.Controls.Count 
    For iIndex = 1 To iCount 
        If barHelp.Controls(iIndex).Caption = "Save As CSV (Comma Delimited)" Then fBtnExists = True  
     
    Next 
    Dim btnSaveAsCSV As Office.CommandBarButton 
    If fBtnExists Then 
        Set btnSaveAsCSV = barHelp.Controls("Save As CSV (Comma Delimited)") 
    Else 
        Set btnSaveAsCSV = barHelp.Controls.Add(msoControlButton) 
        btnSaveAsCSV.Caption = "Save As CSV (Comma Delimited)" 
    End If 
     
    btnSaveAsCSV.Tag = "btn1" 
    btnSaveAsCSVHandler.SyncButton btnSaveAsCSV 
End Sub

関連項目

• CommandBarButton オブジェクト メンバー

サポートとフィードバック

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