WorksheetFunction.YearFrac メソッド (Excel)
2 つの日付 (開始日と終了日) の間の期間が、1 年間に対して占める割合を返します。 YearFrac ワークシート関数を使用して、特定の用語に割り当てる年間の利益または義務全体の割合を特定します。
構文
式。YearFrac (Arg1, Arg2, Arg3)
式: WorksheetFunction オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
Arg1 | 必須 | バリアント型 (Variant) | 開始日: 起算日を表す日付を指定します。 |
Arg2 | 必須 | バリアント型 (Variant) | 終了日: 対象期間の最終日を表す日付を指定します。 |
Arg3 | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | 基準: 計算に使用する基準日数を示す数値を指定します。 |
戻り値
Double
注釈
重要
日付は、DATE 関数を使って入力するか、他の数式または他の関数の結果を指定します。 たとえば、2008 年 5 月 23 日を入力する場合は、DATE (2008,5,23) を使用します。 日付を文字列として入力した場合、エラーが発生することがあります。
次の表は、 Arg3 で使用できる値を表しています。
基礎 | 基準日数 (月/年) |
---|---|
0 または省略 | 30 日/360 日 (NASD 方式) |
1 | 実際の日数/実際の日数 |
2 | 実際の日数/360 日 |
3 | 実際の日数/365 日 |
4 | 30 日/360 日 (ヨーロッパ方式) |
Excel では、日付は集計に使用できるようにシリアル値として格納されます。 既定では、1900 年 1 月 1 日のシリアル値は 1、2008 年 1 月 1 日は 1900 年 1 月 1 日から 39,448 日後であるためシリアル値は 39,448 になります。 Macintosh 用の Microsoft Excel では、既定として別の日付システムが使用されます。
注:
Visual Basic for Applications (VBA) では、Excel と異なる方法でシリアル日付が計算されます。 VBA では、シリアル日付値 1 は 1900 年 1 月 1 日ではなく、1899 年 12 月 31 日に該当します。
引数に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
start_dateまたはend_dateが有効な日付でない場合、 YearFrac は#VALUEを返します。 が返されます。
基準 < が 0 の場合、または基準 > 4 の場合、 YearFrac は#NUMを返します。 が返されます。
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