WorksheetFunction.NegBinom_Dist メソッド (Excel)
負の二項分布の確率関数の値を返します。 NegBinom_Dist は、成功の一定の確率がprobability_sされた場合に、number_s番目の成功の前にnumber_fエラーが発生する確率を返します。 この関数は二項分布を計算する BINOMDIST 関数に似ていますが、試行の成功数が定数で試行回数が変数である点が異なります。 さらに、二項分布の場合と同様に、対象となる試行は独立試行であると見なされます。
構文
式。NegBinom_Dist (Arg1, Arg2, Arg3, Arg4)
式: WorksheetFunction オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
Arg1 | 必須 | 倍精度浮動小数点型 (Double) | 失敗数: 試行が失敗する回数を指定します。 |
Arg2 | 必須 | 倍精度浮動小数点型 (Double) | 成功数: 分析のしきい値となる、試行が成功する回数を指定します。 |
Arg3 | 必須 | 倍精度浮動小数点型 (Double) | 成功率: 試行が成功する確率を指定します。 |
Arg4 | 省略可能 | バリアント型 | 累積 - 関数の形式を決定する論理値。 累積が True の場合、 NegBinom_Dist は累積分布関数を返します。 False の場合、確率密度関数が返されます。 |
戻り値
Double
注釈
たとえば、優れた反射神経を持つ 10 人を見つける必要があり、候補者がこれらの資格を持っている確率が 0.3 であることがわかります。 NegBinom_Dist は、10 人の有資格候補をすべて見つける前に、特定の数の未資格の候補者にインタビューする確率を計算します。
失敗数、成功数に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
引数が数値以外の場合、 NegBinom_Dist は#VALUEを返します。 が返されます。
probability_s < 0 の場合、または確率 > 1 の場合、 NegBinom_Dist は#NUMを返します。 が返されます。
number_f < 0 または number_s < 1 の場合、 NegBinom_Dist は#NUMを返します。 が返されます。
負の二項分布の数式は次のとおりです。ここで、x はnumber_f、r はnumber_s、p はprobability_s。
サポートとフィードバック
Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。