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WorksheetFunction.F_Dist_RT メソッド (Excel)

F 分布の右側確率関数の値を返します。 この関数を使用して、2 つのデータ セットの多様性の程度が異なるかどうかを判断します。 たとえば、テストの成績を男女別に分析して、男子生徒の成績と女子生徒の成績のばらつきが異なるかどうかを検定することができます。

構文

F_Dist_RT (Arg1, Arg2, Arg3)

: WorksheetFunction オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
Arg1 必須 倍精度浮動小数点型 (Double) x: 関数に代入する値を指定します。
Arg2 必須 倍精度浮動小数点型 (Double) 自由度 1: 自由度の分子を指定します。
Arg3 必須 倍精度浮動小数点型 (Double) 自由度 2: 自由度の分母を指定します。

戻り値

Double

注釈

引数が数値以外の場合、 F_Dist_RT は#VALUEを返します。 が返されます。

x が負の場合、 F_Dist_RT は#NUMを返します。 が返されます。

自由度 1 または自由度 2 に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。

degrees_freedom1 < 1 または degrees_freedom1 ≥ 10^10 の場合、 F_Dist_RT は#NUMを返します。 が返されます。

degrees_freedom2 < 1 または degrees_freedom2 ≥ 10^10 の場合、 F_Dist_RT は#NUMを返します。 が返されます。

F_Dist_RT は、F_DIST_RT=P( F>x ) として計算されます。ここで、F は、degrees_freedom1とdegrees_freedom2自由度を持つ F 分布を持つランダム変数です。

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