WorksheetFunction.CumPrinc メソッド (Excel)
開始から終了までの期間に、貸付金に対して支払われる元金の累計を返します。
構文
式。CumPrinc (Arg1, Arg2, Arg3, Arg4, Arg5, Arg6)
式: WorksheetFunction オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
Arg1 | 必須 | バリアント型 (Variant) | 貸付期間を通じて一定の利率を指定します。 |
Arg2 | 必須 | バリアント型 (Variant) | 貸付期間全体での支払回数の合計を指定します。 |
Arg3 | 必須 | バリアント型 (Variant) | 現在の貸付額、つまり将来行われる一連の支払いを、現時点で一括支払いした場合の合計金額を指定します。 |
Arg4 | 必須 | バリアント型 (Variant) | 計算の対象となる最初の期を指定します。 最初の期から順に、1 から始まる番号が割り当てられます。 |
Arg5 | 必須 | バリアント型 (Variant) | 計算の対象となる最後の期を指定します。 |
Arg6 | 必須 | バリアント型 (Variant) | 支払いがいつ行われるかを、数値の 0 または 1 で指定します。 |
戻り値
Double
注釈
次の表は 、Arg6 で使用される値の一覧です。
型 | Timing |
---|---|
0 (ゼロ) | 各期の期末 |
1 | 各期の期首 |
rate と nper の指定に使用する単位について一貫性があることを確認します。 たとえば、年利 12% の 4 年ローンを月払いで返済する場合、利率には 12%/12 = 1 (%) を、また期間 (Arg2) には 4*12 = 48 (月) を指定します。 また、これと同じローンを年払いで返済する場合は、利率に 12 (%)、期間 (Arg2) に 4 (年) を指定します。
Arg2、Arg4、Arg5 に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
rate ≤ 0、 Arg2 ≤ 0、または Arg3 ≤ 0 の場合、 CumPrinc はエラーを生成します。
Arg4< 1、Arg5< 1、または Arg4>Arg5 の場合、CumPrinc はエラーを生成します。
Arg6 が 0 または 1 以外の数値の場合、CumPrinc はエラーを生成します。
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