WorksheetFunction.Average メソッド (Excel)
引数の (数学的な) 平均値を返します。
構文
式。Average (Arg1、Arg2、Arg3、Arg4、Arg5、Arg6、Arg7、Arg8、Arg9、Arg10、Arg11、Arg12、Arg13、Arg14、Arg15、Arg16、Arg17、Arg18、Arg19、Arg20、Arg21、Arg22、Arg23、Arg24、Arg25、Arg26、Arg27、Arg28、Arg29、Arg30)
式: WorksheetFunction オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
Arg1 - Arg30 | 必須 | バリアント型 (Variant) | 平均を求める数値データを指定します。引数は 1 ~ 30 個まで指定できます。 |
戻り値
Double
注釈
引数には、数値、数値配列、または数値を含む範囲を参照する名前かセル参照を指定します。
引数として指定した論理値、および、数値を表す文字列が計算の対象となります。
引数として指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。ただし、数値として 0 (ゼロ) を含むセルは計算の対象となります。
エラー値または数値に変換できない文字列を引数に指定すると、エラーになります。
セル参照に計算の一部として論理値や数値を表す文字列を含める場合は、AVERAGEA 関数を使用します。
注:
Average メソッドは、統計分布の数値グループの中心の位置である中心傾向を測定します。 中心傾向を表す指標としては、主に、次の 3 つが挙げられます。
- 平均は算術平均であり、数値のグループを追加し、それらの数値の数で除算することによって計算されます。 たとえば、2、3、3、5、7、および 10 の平均は、30 を 6 で割った商、つまり 5 です。
- 中央値。数値のグループの中間番号です。つまり、数値の半分は中央値より大きい値を持ち、半分の数値は中央値より小さい値を持ちます。 たとえば、2、3、3、5、7、10 のメジアンは 4 になります。
- モード。これは、数値のグループ内で最も頻繁に発生する数値です。 たとえば、2、3、3、5、7、10 のモードは 3 になります。
数値のグループが対称分布の場合には、これら 3 つの中心傾向の測度の値は同じになります。 数値のグループが非対称分布の場合には、値が異なることがあります。
ヒント
セルを平均する場合は、空のセルと値 0 を含むセルの違いに注意してください。特に、[表示] タブの [ゼロ値] チェック ボックスをオフにしている場合 ([オプション] コマンドの [ツール] メニュー)。 Empty cells are not counted, but zero values are.
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