WorksheetFunction.AmorLinc メソッド (Excel)
各会計期における減価償却費を返します。 この関数は、フランスの会計システムのために用意されています。
構文
式。AmorLinc (Arg1, Arg2, Arg3, Arg4, Arg5, Arg6, Arg7)
式: WorksheetFunction オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
Arg1 | 必須 | バリアント型 (Variant) | 資産を購入した時点での価格を指定します。 |
Arg2 | 必須 | バリアント型 (Variant) | 資産を購入した日付を指定します。 |
Arg3 | 必須 | バリアント型 (Variant) | 最初の会計期が終了する日付を指定します。 |
Arg4 | 必須 | バリアント型 (Variant) | 耐用年数が終了した時点での資産の価格を指定します。 |
Arg5 | 必須 | バリアント型 (Variant) | 会計期 (会計年度) を指定します。 |
Arg6 | 必須 | バリアント型 (Variant) | 減価償却率を指定します。 |
Arg7 | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | 1 年を何日として計算するかを表す数値を指定します。 |
戻り値
Double
注釈
資産を会計期の途中で購入した場合、日割り計算による減価償却費が計上されます。
次に、Arg7 に指定できる値を示します。
基礎 | 1 年の日数 |
---|---|
0 または省略 | 360 日 (NASD 方式) |
1 | 実際の日数 |
3 | 365 日 |
4 | 360 日 (ヨーロッパ方式) |
重要
日付は、DATE 関数を使って入力するか、他の数式または他の関数の結果を指定します。 たとえば、2008 年 5 月 23 日を入力する場合は、DATE (2008,5,23) を使用します。 日付を文字列として入力した場合、エラーが発生することがあります。
Excel では、日付は集計に使用できるようにシリアル値として格納されます。 既定では、1900 年 1 月 1 日のシリアル値は 1、2008 年 1 月 1 日は 1900 年 1 月 1 日から 39,448 日後であるためシリアル値は 39,448 になります。 Macintosh 用の Microsoft Excel では、既定として別の日付システムが使用されます。
注:
Visual Basic for Applications (VBA) では、Excel と異なる方法でシリアル日付が計算されます。 VBA では、シリアル日付値 1 は 1900 年 1 月 1 日ではなく、1899 年 12 月 31 日に該当します。
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