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ShapeRange.ScaleHeight メソッド (Excel)

指定した係数分だけ図形の高さを変更します。 図または OLE オブジェクトの場合は、図形の元のサイズを基準に拡大または縮小するのか、現在のサイズを基準に拡大または縮小するのかを指定できます。 図または OLE オブジェクト以外の図形は、常に現在の高さを基準に拡大または縮小されます。

構文

ScaleHeight (FactorRelativeToOriginalSizeScale)

ShapeRange オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
要因 必須 単精度浮動小数点型 (Single) 現在の高さと変更後の高さの比率、または元の高さと変更後の高さの比率を指定します。 たとえば、四角形を 50% 拡大する場合は、この引数に 1.5 を指定します。
RelativeToOriginalSize 必須 MsoTriState 元のサイズを基準にして図形を拡大または縮小する場合は msoTrue 。 現在のサイズを基準にして拡大または縮小する場合は msoFalse を指定します。 msoTrue を指定できるのは、図形が図または OLE オブジェクトのときだけです。
Scale 省略可能 バリアント型 MsoScaleFrom の定数の 1 つ。図形のスケール時にその位置を保持する図形の部分を指定します。

次の使用例は、myDocument のすべての図と OLE オブジェクトの高さと幅を元の 175% に拡大し、その他のすべての図形の高さと幅を現在の 175% に拡大します。

Set myDocument = Worksheets(1) 
For Each s In myDocument.Shapes 
    Select Case s.Type 
    Case msoEmbeddedOLEObject, _ 
            msoLinkedOLEObject, _ 
            msoOLEControlObject, _ 
            msoLinkedPicture, msoPicture 
        s.ScaleHeight 1.75, msoTrue 
        s.ScaleWidth 1.75, msoTrue 
    Case Else 
        s.ScaleHeight 1.75, msoFalse 
        s.ScaleWidth 1.75, msoFalse 
    End Select 
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