Scenarios.Add メソッド (Excel)

新しいシナリオを作成し、現在のワークシートで使用できるシナリオの一覧に追加します。

構文

式。追加 (名前、 変更セル、 値、 コメント、 ロック、 非表示)

式Scenarios オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前	必須 / オプション	データ型	説明
名前	必須	文字列型 (String)	シナリオの名前を指定します。
ChangingCells	必須	バリアント型	シナリオのセルの変更を参照する Range オブジェクト。
値	省略可能	バリアント型	ChangingCells のセルのシナリオ値を格納する配列。 この引数を省略すると、 ChangingCells 内の各セルの現在の値がシナリオの値と見なされます。
Comment	省略可能	バリアント型 (Variant)	シナリオの説明を示す文字列を指定します。 新しいシナリオを追加すると、作成者の名前と作成日がコメントの先頭に自動的に追加されます。
Locked	省略可能	バリアント型 (Variant)	True を指定すると、シナリオを変更できないようにロックします。 既定値は True です。
Hidden	省略可能	バリアント型 (Variant)	True を指定すると、シナリオを表示しません。 既定値は False です。

戻り値

新しいシナリオを表す Scenario オブジェクト。

注釈

シナリオには、同じ名前を重複して使用することはできません。既に使用されている名前と同名のシナリオを作成しようとすると、エラーが発生します。

例

次の使用例は、新しいシナリオをシート 1 に追加します。

Worksheets("Sheet1").Scenarios.Add Name:="Best Case", _ 
 ChangingCells:=Worksheets("Sheet1").Range("A1:A4"), _ 
 Values:=Array(23, 5, 6, 21), _ 
 Comment:="Most favorable outcome."

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