Range.ShowDetail プロパティ (Excel)
True の 場合、指定した範囲のアウトラインが展開されます (列または行の詳細が表示されます)。 指定する範囲は、アウトライン内の単一の集計列または行である必要があります。 値の取得と設定が可能なバリアント型 (Variant) の値です。
PivotItem オブジェクト (または範囲がピボットテーブル レポート内にある場合は Range オブジェクト) の場合、アイテムに詳細が表示されている場合、このプロパティは True に設定されます。
構文
式。ShowDetail
expression は Range オブジェクトを表す変数です。
注釈
OLAP データ ソースでは、このプロパティを使用できません。
ピボットテーブル レポート内のセル範囲以外が対象のとき、次のことに注意します。
セル範囲は、単一の集計行または集計列である必要があります。
対象グループ内の詳細行または詳細列が 1 つでも非表示のとき、このプロパティは False になります。
このプロパティに True を設定すると、集計行または集計列に対応する詳細行または詳細列をすべて表示することになります。
このプロパティに False を設定すると、集計行または集計列に対応する詳細行または詳細列をすべて非表示にすることになります。
ピボットテーブル レポート内のセル範囲が対象のとき、連続しているセル範囲の場合に限り、一度に複数のセル範囲をこのプロパティに指定することができます。 セル範囲が単一セルの場合だけ、このプロパティで値を返すことができます。
例
次の使用例は、シート 1 のアウトラインの集計行の詳細を示しています。 この例を実行する前に、1 つの集計行を含む単純なアウトラインを作成し、概要行のみが表示されるようにアウトラインを折りたたみます。 サマリー行のセルの 1 つを選択し、例を実行します。
Worksheets("Sheet1").Activate
Set myRange = ActiveCell.CurrentRegion
lastRow = myRange.Rows.Count
myRange.Rows(lastRow).ShowDetail = True
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