Range.Formula プロパティ (Excel)
A1 スタイル表記でオブジェクトの暗黙的に交差する数式を表す Variant 値を取得または設定します。
構文
式。式
expression は Range オブジェクトを表す変数です。
注釈
動的配列が有効な Excel では、Range.Formula2 は Range.Formula をスーパーセデスします。 Range.Formula は、バック互換性を維持するために引き続きサポートされます。 動的配列と Range.Formula2 に関する説明については、Excel VBA のドキュメント トピック 「数式と数式 2」を参照してください。
関連項目
Range.Formula2 プロパティ
OLAP データ ソースでは、このプロパティを使用できません。
セルに定数が入力されているときは、 Formula プロパティはその定数を返します。 セルが空のときは、空の文字列を返します。 セルに数式が含まれている場合、数式プロパティは、 数式 バーに表示されるのと同じ形式 (等号 ( = )を含む) の文字列として数式を返します。
セルの値または数式に日付を設定すると、Microsoft Excel はそのセルに日付書式または時刻書式が既に設定されていることをチェックします。 そうでない場合、Excel は数値形式を既定の短い日付番号形式に変更します。
対象セル範囲が 1 次元または 2 次元のセル範囲のときは、同じ次元を持つ Visual Basic の配列から各セルの数式を設定できます。 同様に、各セルの数式を Visual Basic の配列に代入することもできます。
Range.Formula を使用して設定された数式は、暗黙的な積集合をトリガーする可能性があります。
セル範囲に数式を設定すると、範囲内のすべてのセルにその数式が入ります。
例
次のコード例は、シート 1 のセル A1 に数式を設定します。
Worksheets("Sheet1").Range("A1").Formula = "=$A$4+$A$10"
次のコード例は、シート 1 のセル A1 に数式を設定し、今日の日付を表示します。
Sub InsertTodaysDate()
' This macro will put today's date in cell A1 on Sheet1
Sheets("Sheet1").Select
Range("A1").Select
Selection.Formula = "=text(now(),""mmm dd yyyy"")"
Selection.Columns.AutoFit
End Sub
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