QueryTable.TextFileThousandsSeparator プロパティ (Excel)
テキスト ファイルをクエリ テーブルにインポートするときに Microsoft Excel で使用される桁区切り文字を設定または返します。 既定値は、システムの桁区切り文字です。 読み取り/書き込みが可能な String です。
構文
式。TextFileThousandsSeparator
式QueryTable オブジェクトを表す変数。
注釈
このプロパティは、クエリ テーブルがテキスト ファイルのデータに基づいている場合にのみ使用します ( QueryType プロパティが xlTextImport に設定されています)。
次の表は、さまざまな区切り記号を使用して Microsoft Excel にテキストをインポートするときの結果を示しています。 数値の結果は右詰めで表示します。
システムの小数点の記号 | システムの桁区切り記号 | TextFileDecimalSeparator の値 | TextFileThousandsSeparator の値 | インポートするテキスト | セルの値 (データ型) |
---|---|---|---|---|---|
Period | カンマ | カンマ | ピリオド | 123.123,45 | 123,123.45 (数値) |
ピリオド | カンマ | カンマ | カンマ | 123.123,45 | 123.123,45 (文字列) |
カンマ | ピリオド | カンマ | ピリオド | 123,123.45 | 123,123.45 (数値) |
ピリオド | カンマ | ピリオド | カンマ | 123,123.45 | 123 123.45 (文字列) |
ピリオド | カンマ | ピリオド | スペース | 123,123.45 | 123,123.45 (数値) |
ユーザー インターフェイスを使用してデータをインポートすると、Web クエリまたはテキスト クエリのデータが QueryTable オブジェクトとしてインポートされ、他のすべての外部データが ListObject オブジェクトとしてインポートされます。
オブジェクト モデルを使用してデータをインポートする場合は、Web クエリまたはテキスト クエリのデータを QueryTable としてインポートする必要があります。一方、他のすべての外部データは ListObject または QueryTable としてインポートできます。
TextFileThousandsSeparator プロパティは QueryTable オブジェクトにのみ適用されます。
例
次の使用例は、英語版の Excel でのシート 1 の最初のクエリ テーブルに対して、フランス語などのテキスト ファイルをインポートするための準備として、元の桁区切り記号を保存し、ピリオドを設定します。
strDecSep = Worksheets("Sheet1").QueryTables(1) _
.TextFileThousandsSeparator
Worksheets("Sheet1").QueryTables(1) _
.TextFileThousandsSeparator = "."
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