PivotItem.SourceName プロパティ (Excel)
指定したピボットテーブル レポートの元のソース データに表示される、指定したオブジェクトの名前を表す バリアント型 (Variant) の値を返します。
構文
式。SourceName
式PivotItem オブジェクトを表す変数。
注釈
ピボットテーブル レポートの作成後に、ユーザーがアイテムの名前を変更している場合は、このプロパティで返されるオブジェクト名は、現在のアイテム名とは異なったものになります。
OLAP データ ソースの一意な名前が "[都道府県].[東京都].[東京]"、OLAP 以外のデータ ソースのアイテム名が "東京" とされた場合の SourceName プロパティ、および関連するプロパティの値を次に表示します。
プロパティ | 値 (OLAP データ ソース) | 値 (OLAP 以外のデータ ソース) |
---|---|---|
Caption | 東京 | 東京 |
Name | [都道府県].[東京都].[東京] (読み取り専用) | 東京 |
SourceName | [都道府県].[東京都].[東京] (読み取り専用) | SQL プロパティ値と同じ (読み取り専用) |
Value | [都道府県].[東京都].[東京] (読み取り専用) | パリ |
PivotItems コレクションにインデックスを指定する場合は、次の表に示す構文を使用できます。
構文 (OLAP データ ソース) | 構文 (OLAP 以外のデータ ソース) |
---|---|
式。PivotItems("[Europe].[フランス]。[Paris]") | 式。PivotItems("Paris") |
Item プロパティを使用してコレクションの特定のメンバーを参照する場合は、次の表に示すように、テキスト インデックス名を使用できます。
名前 (OLAP データ ソース) | 名前 (OLAP 以外のデータ ソース) |
---|---|
[ヨーロッパ]。[フランス]。[パリ] | パリ |
例
次の使用例では、アクティブ セルが属しているアイテムの元の名前 (元データでのアイテム名) を表示します。
Worksheets("Sheet1").Activate
ActiveSheet.PivotTables(1).PivotSelect "1998", xlDataAndLabel
MsgBox "The original item name is " & _
ActiveCell.PivotItem.SourceName
サポートとフィードバック
Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。