PivotCell オブジェクト (Excel)
ピボットテーブル レポート内のセルを表します。
注釈
Range コレクションの PivotCell プロパティを使用して、PivotCell オブジェクトを取得します。
PivotCell オブジェクトが返されたら、ColumnItems または RowItems プロパティを使用して、選択した数値を表す列または行軸の項目に対応する PivotItems コレクションを決定できます。
例
PivotCell オブジェクトが返された後、PivotCellType プロパティを使用して、特定の範囲のセルの種類を決定できます。
次の使用例は、ピボットテーブルのセル A5 がデータ アイテムかどうかを調べて、表示します。 次の使用例は、作業中のワークシートにピボットテーブルが存在し、そのセル A5 がピボットテーブルに含まれていることを前提としています。 セル A5 がピボットテーブル内にない場合、次の使用例は実行時エラーを処理します。
Sub CheckPivotCellType()
On Error GoTo Not_In_PivotTable
' Determine if cell A5 is a data item in the PivotTable.
If Application.Range("A5").PivotCell.PivotCellType = xlPivotCellValue Then
MsgBox "The PivotCell at A5 is a data item."
Else
MsgBox "The PivotCell at A5 is not a data item."
End If
Exit Sub
Not_In_PivotTable:
MsgBox "The chosen cell is not in a PivotTable."
End Sub
次の使用例は、セル B5 のデータ アイテムが含まれる列フィールドを調べます。 次に、その列フィールドのタイトルが "在庫" に一致するかどうかを調べて、通知します。 この例では、作業中のワークシートにピボットテーブルが存在し、ワークシートの列 B にピボットテーブルの列フィールドが含まれていることを前提としています。
Sub CheckColumnItems()
' Determine if there is a match between the item and column field.
If Application.Range("B5").PivotCell.ColumnItems.Item(1) = "Inventory" Then
MsgBox "Item in B5 is a member of the 'Inventory' column field."
Else
MsgBox "Item in B5 is not a member of the 'Inventory' column field."
End If
End Sub
メソッド
プロパティ
- Application
- CellChanged
- ColumnItems
- Creator
- CustomSubtotalFunction
- DataField
- DataSourceValue
- MDX
- Parent
- PivotCellType
- PivotColumnLine
- PivotField
- PivotItem
- PivotRowLine
- PivotTable
- Range
- RowItems
- ServerActions
関連項目
サポートとフィードバック
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