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FormatCondition オブジェクト (Excel)

条件付き書式を表します。

注釈

FormatCondition オブジェクトは、FormatConditions コレクションのメンバーです。 FormatConditions コレクションには、指定したセル範囲に対して、条件付き書式を 4 つ以上含められるようになりました。

FormatConditions オブジェクトの Add メソッドを使用して、新しい条件付き書式を作成します。 範囲に複数の形式がある場合は、 Modify メソッドを使用していずれかの形式を変更するか、 Delete メソッドを使用して形式を削除してから、 Add メソッドを使用して新しい形式を作成できます。

FormatCondition オブジェクトの FontBordersInterior プロパティを使用して、書式設定されたセルの外観を制御します。 これらのオブジェクトの一部のプロパティは、条件付き書式オブジェクト モデルではサポートされていません。 次の表に、条件付き書式で使用できるプロパティの一部を示します。

オブジェクト 条件付き書式で使用できるプロパティ
フォント 太字ColorIndexFontStyle斜体取り消し線ThemeColorThemeFontTintAndShadeおよび下線

会計の下線スタイルは使用できません。
Borders 次の罫線を使用できます (その他はすべてサポートされていません): xlBottomxlLeftxlRightxlTop

次の罫線スタイルを使用できます (その他はすべてサポートされていません):xlLineStyleNonexlContinuousxlDashxlDotxlDashDotxlDashDot、xlGray50xlGray75xlGray25

次の罫線の重みを使用できます (それ以外はすべてサポートされていません): xlHairlinexlThin
Interior ColorColorIndexGradientPatternPatternColorPatternColorIndexPatternThemeColorPatternTintAndShadeThemeColorTintAndShade

FormatConditions (index) を使用します。引数 index は条件付き書式のインデックス番号で、FormatCondition オブジェクトを返します。 次の例では、セル E1:E10 の既存の条件付き書式の書式プロパティを設定します。

With Worksheets(1).Range("e1:e10").FormatConditions(1) 
 With .Borders 
 .LineStyle = xlContinuous 
 .Weight = xlThin 
 .ColorIndex = 6 
 End With 
 With .Font 
 .Bold = True 
 .ColorIndex = 3 
 End With 
End With

メソッド

プロパティ

関連項目

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