SubForm.TabIndex プロパティ (Access)
TabIndex プロパティを使用して、フォームまたはレポートのタブ オーダーでコントロールの位置を指定します。 値の取得および設定が可能です。整数型 (Integer) の値を使用します。
構文
式。Tabindex
式SubForm オブジェクトを表す変数。
注釈
TabIndex プロパティを、フォームのタブ オーダー内のコントロールの位置を表す整数に設定できます。 設定値は、最初のタブ位置を示す 0 から、最後のタブ位置を示すコントロール総数から 1 を引いた数までの整数です。 たとえば、フォームに 3 つのコントロールがあり、それぞれに " TabIndex /タブ移動順" プロパティが割り当てられている場合、" TabIndex /タブ移動順" プロパティの有効な値は 0、1、および 2 になります。
" TabIndex /タブ移動順" プロパティに負の整数値を設定すると、エラーが発生します。
特に指定しない限り、コントロールのタブ オーダーは、フォームにコントロールを作成した順序と同じです。 新しいコントロールを作成すると、そのタブ オーダーは最後になります。 タブ オーダーを調整するためにコントロールの TabIndex プロパティの設定を変更すると、他のコントロールの TabIndex プロパティ設定の番号が自動的に変更され、挿入と削除が反映されます。
フォーム ビューでは、非表示または無効のコントロールはタブ オーダーのままですが、Tab キーを押すとスキップされます。
フォーム上の他のコントロールのタブ オーダーを変更しても、コントロールのアクセス キーを押したときの動作には影響しません。 たとえば、テキスト ボックスのラベルのアクセス キーを作成した場合、テキスト ボックスの TabIndex プロパティ設定を変更した場合でも、ラベルのアクセス キーを押すたびに、フォーカスがテキスト ボックスに移動します。
"TabIndex/タブ移動順" プロパティが設定されていない (したがって、タブ オーダーに入っていない) ラベルなどのコントロールのアクセス キーを押すと、フォーカスは、フォーカスを受け取ることのできる次のタブ オーダーのコントロールに移動します。
例
次の例では、コマンド ボタンとテキスト ボックスのタブ オーダーを逆にします。 TextBox1 は最初に作成されたため、 TabIndex プロパティの設定は 0、Command1 の設定は 1 です。
Sub Form_Click()
Me!Command1.TabIndex = 0
Me!TextBox1.TabIndex = 1
End Sub
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