Section.OnRetreat プロパティ (Access)
レポート セクションのプロパティ ウィンドウの [退却時] ボックスの値を設定または返します。 読み取り/書き込みが可能な String です。
構文
式。OnRetreat
式Section オブジェクトを表す変数。
注釈
このプロパティは、イベントがトリガーされたときに Microsoft Access が実行するアクションをプログラムで変更する場合に役立ちます。 たとえば、イベントの発生状況に応じて、次のイベントまでの間に式のパラメーターを変更したり、イベント プロシージャから式またはマクロに切り替えたりするような制御を自動化できます。
退避イベントは、レポートの書式設定中に Access が前のレポート セクションに戻ったときに発生します。
OnRetreat 値は、[ビルダーの選択] ウィンドウで選択した選択内容に応じて、次のいずれかになります (レポート セクションのプロパティ ウィンドウの [退避時] ボックスの横にある [ビルド] ボタンを選択してアクセスします)。
[式ビルダー] を選択した場合、値は =expression になり、 expression は [式ビルダー] ウィンドウの式になります。
[マクロ ビルダー] を選択した場合、値はマクロの名前になります。
[コード ビルダー] を選択した場合、値は [イベント プロシージャ] になります。
[OnRetreat/戻り時] プロパティ ボックスが空白の場合、"OnRetreat/戻り時" プロパティの値は空文字列になります。
例
次の使用例は、発注書レポートの [GroupHeader0] セクションの [イミディエイト] ウィンドウで OnRetreat プロパティの値を出力します。
Debug.Print Reports("Purchase Order").Section("GroupHeader0").OnRetreat
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