Report.Painting プロパティ (Access)
レポートを再描画するかどうかを指定するには、 Painting プロパティを使用します。 読み取り/書き込みが可能な Boolean です。
構文
式。絵画
式Report オブジェクトを表す変数。
注釈
Painting プロパティと同じように "Echo/エコー" アクションでも再描画は制御されます。 ただし、"Echo/エコー" アクションではアプリケーションで開かれているすべてのウィンドウが対象になるのに対し、 Painting プロパティでは 1 つのレポートが対象になります。
レポートの Painting プロパティを False に設定すると、サブレポート コントロール以外のコントロールは、すべて再描画されなくなります。 サブレポート コントロールが再描画されないようにするには、サブレポートの Painting プロパティを False に設定します。 Painting プロパティは、サブレポート コントロールではなく、サブレポートに設定します。
Painting プロパティは、レポートがフォーカスを受け取ったり、失うと、自動的に True に設定されます。 レポートで作業中に、レポート、あるいはそれらのコントロールが変更されることがないように、このプロパティを False に設定することができます。 たとえば、フォームのサイズが変更されたときに自動的にサイズ変更されるコントロールのセットがフォームに含まれており、ユーザーが個々のコントロールの移動を確認したくない場合は、 ペイント をオフにして、すべてのコントロールを移動してから、 ペイント をオンに戻すことができます。
例
次の使用例では、Painting プロパティを使用し、変数 SetPainting が True または False のどちらであるかによって、フォームを再描画するかどうかを切り替えます。 フォームの描画がオフになっている場合は、描画がオフになっている間、砂時計のアイコンが表示されます。
Public Sub EnablePaint(ByRef frmName As Form, _
ByVal SetPainting As Integer)
frmName.Painting = SetPainting
' Form painting is turned off.
If SetPainting = False Then
DoCmd.Hourglass True
Else
DoCmd.Hourglass False
End If
End Sub
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