Report.FontSize プロパティ (Access)
FontSize プロパティを使用して、次の状況でテキストのポイント サイズを指定します。
- フォームおよびレポートのコントロールを表示または印刷するとき。
- レポートで Print メソッドを使うとき。
値の取得および設定が可能です。整数型 (Integer) の値を使用します。
構文
式。Fontsize
式Report オブジェクトを表す変数。
注釈
"FontSize/フォントサイズ" プロパティの設定値は次のとおりです。
Setting | 説明 |
---|---|
8 | テキストのフォント サイズは 8 ポイントです (すべてのレポートおよびコマンド ボタン以外のすべてのコントロールに対する既定値)。 |
10 | テキストのフォント サイズは 10 ポイントです。(コマンド ボタンに対する既定値) |
その他のサイズ | テキストのフォント サイズは、指定されたサイズです。 |
このプロパティの既定値は、コントロールの既定のコントロール スタイルまたは Visual Basic の DefaultControl プロパティを使用して設定できます。
レポートの場合、このプロパティは、イベント プロシージャ内で、または " OnPrint /印刷時" イベント プロパティの設定値で指定されたマクロ内でのみ設定することができます。
Visual Basic では、使用するフォント サイズを示す数式を使って " FontSize /フォントサイズ" プロパティを設定します。 "FontSize/フォントサイズ" プロパティに設定できる値の範囲は、1 ~ 127 です。
例
次の例は、 Print メソッドを使って、テキストを Report1 というレポートに表示します。 TextWidth メソッドおよび TextHeight メソッドは、テキストを垂直方向および水平方向に中央寄せする目的で使います。
Private Sub Detail_Format(Cancel As Integer, _
FormatCount As Integer)
Dim rpt as Report
Dim strMessage As String
Dim intHorSize As Integer, intVerSize As Integer
Set rpt = Me
strMessage = "DisplayMessage"
With rpt
'Set scale to pixels, and set FontName and
'FontSize properties.
.ScaleMode = 3
.FontName = "Courier"
.FontSize = 24
End With
' Horizontal width.
intHorSize = Rpt.TextWidth(strMessage)
' Vertical height.
intVerSize = Rpt.TextHeight(strMessage)
' Calculate location of text to be displayed.
Rpt.CurrentX = (Rpt.ScaleWidth/2) - (intHorSize/2)
Rpt.CurrentY = (Rpt.ScaleHeight/2) - (intVerSize/2)
' Print text on Report object.
Rpt.Print strMessage
End Sub
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