Module.CreateEventProc メソッド (Access)
CreateEventProc メソッドは、クラス モジュールにイベント プロシージャを作成します。
構文
式。CreateEventProc (EventName、 ObjectName)
式Module オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
Eventname | 必須 | String | イベントの名前を指定します。 |
ObjectName | 必須 | String | EventName 引数で指定されたイベントを持つオブジェクト。 イベント プロシージャを Form に追加する場合は、この引数に "Form" という単語を指定します。 Report に追加する場合は、"Report" を指定します。 Control に追加する場合は、そのコントロール名を指定します。 |
戻り値
Long
注釈
CreateEventProc メソッドの戻り値は、イベント プロシージャの 1 行目の行番号を示します。
CreateEventProc メソッドを使うと、指定したオブジェクトにイベント プロシージャのコード スタブを作成できます。 たとえば、このメソッドを使用して、フォームのコマンド ボタンの Click イベント プロシージャを作成できます。 Microsoft Access は、コマンド ボタンを含むフォームに関連付けられたモジュールに Click イベント プロシージャを作成します。
CreateEventProc メソッドを使用してイベント プロシージャ のコード スタブを作成したら、Module オブジェクトの他のメソッドを使用してプロシージャにコード行を追加できます。 たとえば、 InsertLines メソッドを使うと、コードを挿入できます。
例
次の例では、新しいフォームを作成し、コマンド ボタンを追加し、コマンド ボタンの Click イベント プロシージャを作成します。
Function ClickEventProc() As Boolean
Dim frm As Form, ctl As Control, mdl As Module
Dim lngReturn As Long
On Error GoTo Error_ClickEventProc
' Create new form.
Set frm = CreateForm
' Create command button on form.
Set ctl = CreateControl(frm.Name, acCommandButton, , , , _
1000, 1000)
ctl.Caption = "Click here"
' Return reference to form module.
Set mdl = frm.Module
' Add event procedure.
lngReturn = mdl.CreateEventProc("Click", ctl.Name)
' Insert text into body of procedure.
mdl.InsertLines lngReturn + 1, vbTab & "MsgBox ""Way cool!"""
ClickEventProc = True
Exit_ClickEventProc:
Exit Function
Error_ClickEventProc:
MsgBox Err & " :" & Err.Description
ClickEventProc = False
Resume Exit_ClickEventProc
End Function
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