FormatCondition.ForeColor プロパティ (Access)
ForeColor プロパティを使用して、コントロール内のテキストの色を指定します。 読み取り/書き込みが可能な Long です。
構文
式。Forecolor
式FormatCondition オブジェクトを表す変数。
注釈
フォームまたはレポートのコントロールを読みやすくしたり、特別な意味を伝えたりするには、このプロパティを使用します。 たとえば、 UnitsInStock コントロールのテキストの値が並べ替えレベルを下回ったときに、テキストの色を変更できます。
レポートでこのプロパティを使うと、カラー プリンターで印刷するときに特殊な効果を出すことができます。 また、 Print 、 Line 、および Circle メソッドに、印刷と描画に使う色を指定できます。
" ForeColor /前景色" プロパティの設定値は、コントロールのテキストの色を示す数式です。
カラー ビルダーを使用して、プロパティ シートのプロパティ ボックスの右側にある [ビルド ] ボタンを選択して、このプロパティを設定します。 Using the Color Builder enables you to define custom colors for text in controls.
このプロパティの既定値は、コントロールの既定のコントロール スタイルまたは Visual Basic の DefaultControl プロパティを使用して設定できます。
レポートの場合は、セクションの OnPrint イベント プロパティの設定値で指定した Visual Basic のイベント プロシージャまたはマクロを使用してのみ、 Circle プロパティを設定できます
例
次の例では RGB 関数を使用し、txtPastDue テキスト ボックスの値に応じて、"BorderColor/境界線色"、"BackColor/背景色"、および "ForeColor/前景色" プロパティを設定します。 QBColor 関数を使ってこれらのプロパティを設定することもできます。 Form_Current( ) イベントに次のコードを配置すると、ユーザーがフォームを開いたり、新しいレコードに移動したりするとすぐに、コントロールの表示特性が設定されます。
Sub Form_Current()
Dim curAmntDue As Currency, lngBlack As Long
Dim lngRed As Long, lngYellow As Long, lngWhite As Long
If Not IsNull(Me!txtPastDue.Value) Then
curAmntDue = Me!txtPastDue.Value
Else
Exit Sub
End If
lngRed = RGB(255, 0, 0)
lngBlack = RGB(0, 0, 0)
lngYellow = RGB(255, 255, 0)
lngWhite = RGB(255, 255, 255)
If curAmntDue > 100 Then
Me!txtPastDue.BorderColor = lngRed
Me!txtPastDue.ForeColor = lngRed
Me!txtPastDue.BackColor = lngYellow
Else
Me!txtPastDue.BorderColor = lngBlack
Me!txtPastDue.ForeColor = lngBlack
Me!txtPastDue.BackColor = lngWhite
End If
End Sub
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