Form.FrozenColumns プロパティ (Access)
FrozenColumns プロパティを使用して、データシート内の固定される列の数を決定します。 値の取得および設定が可能です。整数型 (Integer) の値を使用します。
構文
式。FrozenColumns
expressionForm オブジェクトを表す変数です。
注釈
固定された列は、データシートの左端に表示され、データシートを水平方向にスクロールしても移動しません。
注:
[!メモ] FrozenColumns プロパティは、データシート ビューで表示したテーブル、フォーム、およびクエリにのみ適用されます。
Visual Basic ではこのプロパティの設定値は、データシートの列のうち、[ 列の固定 ] コマンドで固定された列の数を示す整数型 ( Integer ) の値になります。 レコード セレクターの列は常に固定された状態なので、既定値は 1 になります。 そのため、1 つの列を固定すると、 FrozenColumns プロパティは 2 に設定されます。2 つの列を固定すると、3 に設定されます。
例
次の使用例では、 FrozenColumns プロパティを使って、データシート ビューに表示されているテーブルの列のうち、固定された列の数を調べます。 3 つ以上の列が固定されている場合、テーブル のサイズは最大化され、できるだけ多くの非凍結列を確認できます。
Sub CheckFrozen(strTableName As String)
Dim dbs As Object
Dim tdf As Object
Dim prp As Variant
Const DB_Integer As Integer = 3
Const conPropertyNotFound = 3270 ' Property not found error.
Set dbs = CurrentDb ' Get current database.
Set tdf = dbs.TableDefs(strTableName) ' Get object for table.
DoCmd.OpenTable strTableName, acNormal ' Open table.
tdf.Properties.Refresh
On Error GoTo Frozen_Err
If tdf.Properties("FrozenColumns") > 3 Then ' Check property.
DoCmd.Maximize
End If
Frozen_Bye:
Exit Sub
Frozen_Err:
If Err = conPropertyNotFound Then ' Property not in collection.
Set prp = tdf.CreateProperty("FrozenColumns", DB_Integer, 1)
tdf.Properties.Append prp
Resume Frozen_Bye
End If
End Sub
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