DoCmd.SetParameter メソッド (Access)

SetParameter メソッドを使用して、BrowseTo、OpenForm、OpenQuery、OpenReport、または RunDataMacro メソッドで使用するパラメーターを作成します。

構文

式。SetParameter (Name, Expression)

expression: DoCmd オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前	必須 / オプション	データ型	説明
名前	必須	Variant	パラメーター名。 この名前は、BrowseTo メソッド、OpenForm メソッド、OpenQuery メソッド、OpenReport メソッド、または RunDataMacro メソッドで必要なパラメーターの名前と一致している必要があります。
Expression	必須	Variant	パラメーターに割り当てる値を求める式。

注釈

作成するパラメーターの数だけ、SetParameter メソッドを呼び出す必要があります。

SetParameter を 1 回呼び出すたびに、内部パラメーター コレクションに 1 つのバラメーターが追加されるか、または 1 つのパラメーターが更新されます。 パラメーター コレクションは、BrowseTo メソッド、OpenForm メソッド、OpenQuery メソッド、OpenReport メソッド、または RunDataMacro メソッドに渡されます。 メソッドを実行すると、parameters コレクションは必要なパラメーターを提供します。 メソッドが完了すると、パラメーター コレクションがクリアされます。

パラメーターを受け取る各メソッドは、完了と共にパラメーター コレクションをクリアするので、パラメーターが必要なメソッドを呼び出す直前に SetParameter を呼び出す必要があります。

例

次のコード例では、AddComment データ マクロで使用する 2 つのパラメーターを作成します。 2 つのパラメーターの名前はそれぞれ prmComment と prmRelatedID です。 txtComment テキスト ボックスの値は、prmComment パラメーターに格納されます。 txtId テキスト ボックスの値は、prmRelatedID パラメーターに格納されます。

Private Sub cmdAddComment_Click() 
DoCmd.SetParameter "prmComment", Me.txtComment 
DoCmd.SetParameter "prmRelatedID", Me.txtId 
DoCmd.RunDataMacro "Comments.AddComment" 
End Sub

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