次の方法で共有


DoCmd.SetFilter メソッド (Access)

SetFilter メソッドを使用して、アクティブなデータシート、フォーム、レポート、またはテーブルのレコードにフィルターを適用します。

構文

SetFilter (FilterNameWhereConditionControlName)

expression: DoCmd オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
FilterName 省略可能 バリアント型 (Variant) 指定した場合は、クエリの名前、またはクエリとして保存されているフィルターの名前。 この引数または WhereCondition 引数が必要です。
WhereCondition 省略可能 バリアント型 (Variant) 指定した場合は、データシート、フォーム、レポート、またはテーブルのレコードを制限する SQL WHERE 句。
ControlName 省略可能 バリアント型 (Variant) 指定した場合は、フィルター処理するサブフォームまたはサブレポートに対応するコントロールの名前を示します。 指定しない場合は、現在のオブジェクトがフィルター処理されます。

注釈

このメソッドを実行すると、現在アクティブで、フォーカスを持っているテーブル、フォーム、レポート、またはデータシート (たとえばクエリ結果) にフィルターが適用されます。

アクティブ オブジェクトの Filter プロパティを使用して WhereCondition 引数を保存し、後で適用します。 フィルターは、それを作成したオブジェクトに保存されます。 そのオブジェクトが開くと自動的に読み込まれますが、自動的に適用されることはありません。

オブジェクトを開いたときにフィルターを自動的に適用するには、 FilterOnLoad プロパティを True に設定 します

次のコード例では、"NWTB" で始まるレコードのみを表示するように、アクティブなオブジェクトをフィルター処理します。

DoCmd.SetFilter WhereCondition:="[Product Code] Like ""NWTB*"""

サポートとフィードバック

Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。