DoCmd.CopyDatabaseFile メソッド (Access)
カレント プロジェクトに接続されたデータベースを SQL Server データベース ファイルにコピーしてエクスポートします。
構文
式。CopyDatabaseFile (DatabaseFileName、 OverwriteExistingFile、 DisconnectAllUsers)
expression: DoCmd オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
DatabaseFileName | 必須 | バリアント型 (Variant) | カレント データベースのコピー先のファイル名 (およびパス) です。 パスを指定しないと、カレント ディレクトリが使われます。 |
OverwriteExistingFile | 省略可能 | バリアント型 | DatabaseFileName で指定されたファイルが Microsoft Access によって上書きされるかどうかを判断します。 既存のファイルを上書きするには、 True を指定します。 ファイルがまだ存在しない場合、この引数は無視されます。 |
DisconnectAllUsers | 省略可能 | バリアント型 | コピーを作成するために、現在のデータベースに接続されているユーザーを Access が切断するかどうかを指定します。 データベース ファイルをコピーするときに他のユーザーを切断するには、True を指定します。 |
注釈
コピーのファイル名には、SQL Server データベース ファイルとして認識される拡張子が .mdf である必要があります。
次のいずれかが発生すると、このメソッドは異常終了し、エラーが発生します。
DisconnectAllUsers は True ですが、Access は他のユーザーをサインオフできません。
開いているデザイン セッションで保存操作がキャンセルされた。
コピー先ファイルは存在しますが、 OverwriteExistingFile が True に設定されていませんでした。
コピー先ファイルが存在するが、別のアプリケーションで使用中である。
元の .mdf ファイルに再接続できない。
Access プロジェクトの現在のユーザーには、データベース サーバーのシステム管理者特権がありません。
例
次の例では、カレント プロジェクトに接続されたデータベースが SQL Server データベース ファイルにコピーされます。 ファイルが既に存在していれば、既存のファイルは上書きされ、データベースに接続されているほかのユーザーがコピー前に切断されます。
DoCmd.CopySQLDatabaseFile _
DatabaseFileName:="C:\Export\Sales.mdf", _
OverwriteExistingFile:=True, _
DisconnectAllUsers:=True
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