DoCmd.BrowseTo メソッド (Access)
BrowseTo メソッドは、Visual Basic で "BrowseTo/参照先" アクションを実行します。
構文
式。BrowseTo (ObjectType、 ObjectName、 PathtoSubformControl、 WhereCondition、 Page、 DataMode)
expression: DoCmd オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
ObjectType | 必須 | AcBrowseToObjectType | 参照先のオブジェクトの種類。 |
ObjectName | 必須 | バリアント型 | PathtoSubformControl 引数によって参照されるサブフォーム コントロール内に読み込むオブジェクト。 |
PathtoSubformControl | 省略可能 | バリアント型 | 指定した場合、 ObjectName 引数で指定されたオブジェクトを読み込むターゲット サブフォーム コントロールへのアプリケーションのメイン フォームからのパス。 |
WhereCondition | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | 指定した場合は、オブジェクト レコード ソースの Where 条件を置き換えます。 |
Page | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | 指定した場合は、現在のページになる帳票フォームのページを設定します。 この引数は web のみです。 |
DataMode | Optional | AcFormOpenDataMode | 指定した場合は、フォームのデータ入力モードを設定します。 |
注釈
BrowseTo メソッドを使用して、オブジェクト間を移動します。 PathtoSubformControl 引数を指定することで、サブフォーム コントロールのソース オブジェクトを変更することもできます。 新しいウィンドウを開かずに Form1 から Form2 に移動するには 、BrowseTo を使用します。
PathtoSubformControl 引数は、次の例の構文を使用して指定する必要があります。
Main Form.SubForm Ctrl 1>Form 2.SubForm Ctrl 2>Form 3.SubFormCtrl3
この例では、Main Form が Access クライアント アプリケーションでの最上位フォームになります。 PathtoSubformControl 引数は、メイン フォームから ObjectName 引数で指定されたオブジェクトのコンテナーであるサブフォーム コントロールに至るフォームコントロール名とサブフォーム コントロール名を交互に指定する必要があります。 指定する各サブフォーム コントロールは、その前のフォーム上のコントロールである必要があります。 このパスは、サブフォーム コントロールで終わります。
例
次のコード例では、Main フォームの NavigationSubform サブフォーム コントロールで EventDS フォームを編集モードで開きます。
DoCmd.BrowseTo ObjectType:=acBrowseToForm, _
ObjectName:="EventDS", _
PathToSubformControl:="Main.NavigationSubform", _
WhereCondition:="", _
Page:="", _
DataMode:=acFormEdit
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