ComboBox.ItemData プロパティ (Access)
ItemData プロパティは、コンボ ボックス内の指定された行のバインドされた列のデータを返します。 読み取り専用のバリアント型 (Variant) の値。
構文
式。ItemData (インデックス)
式ComboBox オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
Index | 必須 | Long | 返すデータを含むコンボ ボックスまたはリスト ボックス内の行。 コンボ ボックスとリスト ボックス内の行のインデックスは、0 から始まります。 たとえば、コンボ ボックスの 6 行目の項目を取得するには、引数 rowindex に 5 を指定します。 |
注釈
ItemData プロパティを使用すると、コンボ ボックスまたはリスト ボックス内のエントリの一覧を反復処理できます。 たとえば、リスト ボックス内のすべての項目を反復処理して、特定のエントリを検索するとします。 ListCount プロパティを使用してリスト ボックス内の行数を決定し、ItemData プロパティを使用して各行のバインドされた列のデータを返します。
また、 ItemData プロパティは、リスト ボックスで選択されている項目のデータだけを取得することもできます。 ItemsSelected コレクションを反復処理して、リスト ボックス内のどの行が選択されているかを判断し、ItemData プロパティを使用してそれらの行のデータを返すことができます。 一度に複数の項目を選択できるようにするには、リスト ボックスの " MultiSelect /複数選択" プロパティを [Simple/標準] または [Extended/拡張] に設定します。
指定した 列 がバインドされた列ではない場合でも、指定した行と列からデータを返すには、Column プロパティを使用します。
サポートとフィードバック
Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。