ComboBox.ColumnHidden プロパティ (Access)
データシート ビューで指定した列を表示または非表示にするには、 ColumnHidden プロパティを使用します。 読み取り/書き込みが可能な Boolean です。
構文
式。ColumnHidden
式ComboBox オブジェクトを表す変数。
注釈
たとえば、CustomerName フィールドと PhoneNumber フィールドを表示できるように、幅が広すぎる CustomerAddress フィールドを非表示にすることができます。
[!メモ] ColumnHidden プロパティは、データシート ビューのすべてのフィールドに適用されます。フォームがデータシート ビューで開かれている場合は、フォーム コントロールに適用されます。
データシート ビューで ColumnHidden プロパティを使って列を表示しないようにしても、フォーム ビューの同じ列にあるフィールドは表示されます。 同様に、フォーム ビューでコントロールの " Visible /可視" プロパティを False に設定しても、データシート ビューの対応する列は表示されます。
注:
Visual Basic を使って、テーブルまたはクエリに対してこのプロパティを設定または変更するには、列の Properties コレクションを使う必要があります。 Properties コレクションの使用方法の詳細については、「プロパティ」を参照してください。
テーブル データシート ビューでフィールドの列が非表示になっている場合でも、クエリにフィールドを表示できます。 フィルターが適用された後も列が非表示のままであっても、非表示の列の値をフィルターの条件として使用します。
フィールドの ColumnWidth プロパティを 0 に設定したり、データシート ビューでフィールドの幅を 0 に変更すると、その列の ColumnHidden プロパティは True に設定されます。 列を再表示すると、 ColumnWidth プロパティの値はフィールドが非表示にされる前の値に戻ります。
ColumnHidden プロパティは、デザイン ビューでは使うことができません。
例
次の例では、製品フォームのデータシート ビューで ProductID フィールドを非表示にします。
Forms!Products!ProductID.ColumnHidden = -1
次の例では、Products テーブルのデータシート ビューで ProductID フィールドを非表示にします。
Public Sub SetColumnHidden()
Dim dbs As DAO.Database
Dim fld As DAO.Field
Dim prp As DAO.Property
Const conErrPropertyNotFound = 3270
' Turn off error trapping.
On Error Resume Next
Set dbs = CurrentDb
' Set field property.
Set fld = dbs.TableDefs!Products.Fields!ProductID
fld.Properties("ColumnHidden") = True
' Error may have occurred when value was set.
If Err.Number <> 0 Then
If Err.Number <> conErrPropertyNotFound Then
On Error GoTo 0
MsgBox "Couldn't set property 'ColumnHidden' " & _
"on field '" & fld.Name & "'", vbCritical
Else
On Error GoTo 0
Set prp = fld.CreateProperty("ColumnHidden", dbLong, True)
fld.Properties.Append prp
End If
End If
Set prp = Nothing
Set fld = Nothing
Set dbs = Nothing
End Sub
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