ComboBox.AddItem メソッド (Access)
指定したコンボ ボックス コントロールによって表示される値の一覧に新しい項目を追加します。
構文
式。AddItem (Item, Index)
式ComboBox オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
Item | 必須 | String | 新しい項目の表示テキストです。 |
インデックス | 省略可能 | バリアント型 | リスト内の項目の位置です。 この引数が省略された場合、項目はリストの末尾に追加されます。 |
注釈
指定したコントロールの RowSourceType プロパティを値リストに設定する必要があります。
このメソッドは、フォームのリスト ボックス コントロールまたはコンボ ボックス コントロールでのみ有効です。
リストの項目番号は 0 で始まります。 引数 Item の値が既存の項目番号に一致しない場合、エラーが発生します。
複数列リストの場合は、セミコロンを使用して各列の文字列を区切ります (たとえば、3 列リストの場合は "1010;赤;大")。 Item 引数に含まれる文字列がコントロール内の列よりも少ない場合は、左端の列から項目が追加されます。 Item 引数にコントロール内の列よりも多くの文字列が含まれている場合、余分な文字列は無視されます。
値のリストから項目を削除するには、RemoveItem メソッドを使います。
例
次の例では、リスト ボックス コントロールのリストの末尾に項目が追加されます。 関数を実行するには、フォームのリスト ボックス コントロールを表す ListBox オブジェクトと、追加する項目のテキストを表す文字列型 (String) の値を関数に渡す必要があります。
Function AddItemToEnd(ctrlListBox As ListBox, _
ByVal strItem As String)
ctrlListBox.AddItem Item:=strItem
End Function
次の例では、コンボ ボックス コントロールのリストの最初に項目が追加されます。 関数を実行するには、フォームのコンボ ボックス コントロールを表す ComboBox オブジェクトと、追加する項目のテキストを表す文字列型 (String) の値を関数に渡す必要があります。
Function AddItemToBeginning(ctrlComboBox As ComboBox, _
ByVal strItem As String)
ctrlComboBox.AddItem Item:=strItem, Index:=0
End Function
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