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Application.FeatureInstall プロパティ (Access)

FeatureInstall プロパティを使用して、まだインストールされていない機能を必要とするメソッドとプロパティの呼び出しを Microsoft Access が処理する方法を指定または決定します。 MsoFeatureInstall の読み取り/書き込み。

構文

FeatureInstall

expressionApplication オブジェクトを 表す変数。

注釈

VBA コードがインストールされていないオブジェクトを参照すると、Microsoft インストーラー テクノロジは必要な機能のインストールを試みます。 FeatureInstall プロパティを使うと、インストールされていないオブジェクトを参照したときの処理を指定できます。 このプロパティに既定値が設定されている場合、インストールされていないオブジェクトを使用しようとすると、インストーラー テクノロジーは必要な機能のインストールを試みます。 システム環境によっては、この処理はかなり時間がかかることもあり、コンピューターからの応答が止まってしまったかと思われる可能性があります。

FeatureInstall プロパティを msoFeatureInstallOnDemandWithUI に設定すると、機能のインストール中に何かが発生していることをユーザーが確認できます。 FeatureInstall プロパティに msoFeatureInstallNone を設定すると、独自のダイアログ ボックスを表示したり、カスタム アクションを実行したりするエラー処理を行うことができます。

UserControl プロパティが False に設定されている場合、FeatureInstall プロパティが msoFeatureInstallOnDemand に設定されている場合でも、ユーザーは新機能のインストールを求めされません。 UserControl プロパティに True を設定し、FeatureInstall プロパティに msoFeatureInstallOnDemand を設定した場合に、インストールの進行状況を示すインジケーターが表示されます。

この例では、 呼び出したとき の値をチェックします。 MsoFeatureInstallNone にプロパティを設定すると、コードは、プロパティの設定を変更するかどうかをユーザーに確認するメッセージ ボックスを表示します。 ユーザーは、[はい] を応答する場合は、プロパティが msoFeatureInstallOnDemand に設定されます。 この例では、 MyOfficeApp という名前のオブジェクト変数を使用し、アプリケーション オブジェクトとしてディメンションを設定します。

 
Dim myofficeapp As Access.Application 
Set myofficeapp = New Access.Application 
 
With MyOfficeApp 
    If .FeatureInstall = msoFeatureInstallNone Then 
        Reply = MsgBox("Uninstalled features for " _ 
            & "this application may " & vbCrLf _ 
            & "cause a run-time error when called." _ 
            & vbCrLf & vbCrLf _ 
            & "Would you like to change this setting" & vbCrLf _ 
            & "to automatically install missing features?", _ 
            vbYesNo, "Feature Install Setting") 
            If Reply = vbYes Then 
                .FeatureInstall = msoFeatureInstallOnDemand 
            End If 
    End If 
End With

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