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CommandBarButton.Mask プロパティ (Office)

取得または、 CommandBarButton オブジェクトのマスク イメージを表す IPictureDisp オブジェクトを設定します。 マスク イメージは、透明ボタン イメージのどの部分を指定します。 読み取り/書き込みが可能です。

注:

[!メモ] 一部の Microsoft Office アプリケーションにおける CommandBars の使用方法が、Microsoft Office Fluent ユーザー インターフェイスの新しいリボン コンポーネントによって置き換えられました。 詳細については、「Office Fluent リボンの概要」を参照してください。

構文

マスク

CommandBarButton オブジェクトを表す変数。

注釈

マスク イメージとして使用するイメージを作成するときは、透明の領域を白で、表示する領域を黒で設定します。

常に、 CommandBarButton オブジェクトの画像を設定した後は、マスクを設定します。

次の例では、イメージとコードを返す最初の CommandBarButton のマスクを設定します。 この作業をするためには、マスク イメージとボタン イメージを作成し、イメージのパスをサンプルのパスに代入します。

Sub ChangeButtonImage() 
    Dim picPicture As IPictureDisp 
    Dim picMask As IPictureDisp 
 
    Set picPicture = stdole.StdFunctions.LoadPicture( _ 
        "c:\images\picture.bmp") 
    Set picMask = stdole.StdFunctions.LoadPicture( _ 
        "c:\images\mask.bmp") 
 
    'Reference the first button on the first command bar 
    'using a With...End With block. 
    With Application.CommandBars.FindControl(msoControlButton) 
        'Change the button image. 
        .Picture = picPicture 
 
        'Use the second image to define the area of the 
        'button that should be transparent. 
        .Mask = picMask 
    End With 
End Sub

次の例を返し、それぞれのファイルに出力されるイメージと最初の CommandBarButton のマスクを取得します。 この作業をするためには、出力ファイルのパスを指定します。

Sub GetButtonImageAndMask() 
    Dim picPicture As IPictureDisp 
    Dim picMask As IPictureDisp 
 
    With Application.CommandBars.FindControl(msoControlButton) 
        'Get the button image and mask of this CommandBarButton object 
        Set picPicture = .Picture 
        Set picMask = .Mask 
    End With 
 
    'Save the button image and mask in a folder. 
    stdole.SavePicture picPicture, "c:\image.bmp" 
    stdole.SavePicture picMask, "c:\mask.bmp" 
End Sub 

関連項目

サポートとフィードバック

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