既定のプロパティ (Microsoft Forms)
フォームの既定のコマンド ボタンを指定します。
構文
オブジェクト。既定値 [= Boolean ]
Default プロパティの構文には、次の指定項目があります。
パーツ | 説明 |
---|---|
object | 必須です。 有効なオブジェクトです。 |
Boolean | 省略可能。 コマンド ボタンが既定のボタンかどうかを指定します。 |
Settings
Boolean の設定は以下のとおりです。
値 | 説明 |
---|---|
True | CommandButton は既定のボタンです。 |
False | CommandButton は既定のボタンではありません (既定値)。 |
注釈
CommandButton またはコマンド ボタンのように動作するオブジェクトは、既定のコマンド ボタンとして指定できます。 フォームの既定のコマンド ボタンとして設定できるのは、1 つのオブジェクトだけです。 Default プロパティは、いずれかのオブジェクトで True に設定すると、フォーム上の他のすべてのオブジェクトで自動的に False に設定されます。
アクティブなフォームで既定のコマンド ボタンを選択するには、そのボタンをクリックするか、他の CommandButton にフォーカスがないときに Enter キーを押します。 他の CommandButton にフォーカスがないときに Enter キーを押すと、既定のコマンド ボタンの KeyUp イベントも開始されます。
Default は、CommandButton コントロールのように動作する OLE コンテナー コントロールに用意されています (Windows のみ)。
ヒント
元に戻すことのできない操作 (削除など) をサポートするフォームの [ キャンセル ] ボタンを既定のボタンにすることを検討してください。 [キャンセル] ボタンを既定のボタンにするには、 Default と Cancel プロパティを True に設定します。
関連項目
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