TextBox コントロール、SetFocus メソッド、EnterFieldBehavior プロパティ、HideSelection プロパティ、MultiLine プロパティ、Value プロパティの例
次の例では、1 つのフォームまたは複数のフォームのコンテキストで HideSelection プロパティを示します。
ユーザーは、 テキスト ボックス 内のテキストとタブをフォーム上の他のコントロールに選択したり、フォーカスを 2 番目のフォームに転送したりできます。 このコード サンプルでは 、SetFocus メソッドと、 EnterFieldBehavior、 MultiLine、 Value プロパティも使用します。
この例を使用するには、以下の手順を行います。
このサンプル コード (最後のイベント サブルーチンを除きます) をフォームの Declarations 部分にコピーします。
TextBox1 という名前の大きな TextBox 、 ToggleButton1 という名前の ToggleButton、 CommandButton1 という名前の CommandButton を追加します。
UserForm2 という名前の第 2 のフォームをこのプロジェクトに挿入します。
次のリストの最後にあるイベント サブルーチンを、UserForm2 の Declarations セクションに貼り付けます。
このフォームに、CommandButton1 という名前の CommandButton を追加します。
UserForm1 を実行します。
' ***** Code for UserForm1 *****
Private Sub CommandButton1_Click()
TextBox1.SetFocus
UserForm2.Show 'Bring up the second form.
End Sub
Private Sub ToggleButton1_Click()
If ToggleButton1.Value = True Then
TextBox1.HideSelection = False
ToggleButton1.Caption = "Selection Visible"
Else
TextBox1.HideSelection = True
ToggleButton1.Caption = "Selection Hidden"
End If
End Sub
Private Sub UserForm_Initialize()
TextBox1.MultiLine = True
TextBox1.EnterFieldBehavior = fmEnterFieldBehaviorRecallSelection
'Fill the TextBox
TextBox1.Text = "SelText indicates the starting " _
& "point of selected text, or the insertion " _
& point if no text is selected." & Chr$(10) _
& Chr$(13) & "The SelStart property is " _
& "always valid, even when the control does " _
& "not have focus. Setting SelStart to a " _
& "value less than zero creates an error. " _
& Chr$(10) & Chr$(13) & "Changing the value " _
& "of SelStart cancels any existing " _
& "selection in the control, places " _
& "an insertion point in the text, and sets " _
& "the SelLength property to zero."
TextBox1.HideSelection = True
ToggleButton1.Caption = "Selection Hidden"
ToggleButton1.Value = False
End Sub
'
' ***** Code for UserForm2 *****
Private Sub CommandButton1_Click()
UserForm2.Hide
End Sub
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